CAB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
拡張子: | .cab |
---|---|
MIME Type: |
|
開発者: | マイクロソフト |
種別: | データ圧縮 |
CAB(キャブ)は、主にMicrosoft Windowsで用いられるデータ圧縮のファイルフォーマットの一つ。CABはCabinet(キャビネット)の略語。
ActiveXの自動ダウンロードやWindows Installerでは標準に用いられるほか、圧縮率がLHA等よりも高いため時々汎用のデータ圧縮形式としても用いられることがある。アーカイブファイルに署名が付けられるという変わった特性を持つ。アルゴリズムとしてはマイクロソフトが独自に改良したMSZipかLZXがあり、LZXの方が圧縮率では高いが、処理速度は遅い。Windows Mobileでは、簡単なインストーラーとしても使用できるため、多くのソフトウェアがこの方式を採用している。
Win32 APIでは、SetupIterateCabinet()で解凍できる[1]。