AION
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AION（アイオン）は日本のヘヴィメタルバンド。1983年にIZUMI（G）を中心に結成。ヴィジュアル系スラッシュバンドの核を築き上げたバンド。その歴史と系譜は奥深い[要出典]。既存のジャンルに捉われるのを好まず、自らのバンドの音楽性を「デスラッシュバウンド」と表現して独自の音を追求している。
AIONのローディを務めるなどで影響を受けたミュージシャンも多く、LUNA SEAや元Gargoyle・アニメタルの屍忌蛇などが弟分として有名である[要出典]。
X JAPANと並び日本にスラッシュメタルという言葉が浸透する前から超高速なヘヴィメタルを追求しており、当時ファンの間で「東のエックス、西のアイオン」と称された[要出典]。NOVが過去に在籍していたパラノイアのベースはX JAPANのHeathであり、ヴィジュアル系メタル創生期の系譜の一端を垣間見る事ができる。
IZUMIの殺人的な速弾きは“IZUMIピッキング”と呼ばれ、右手人差し指の屈伸のみでピッキングしている。最高速度はBPM240の6連以上とも噂され、まさに殺人的。
目次 |
[編集] メンバー
- Vocal:NOV（ノブ） →元パラノイア、Z-SECT →AION
- Guitar:IZUMI（イズミ）→AION →MEIN KAMPF →AION
- Bass:DEAN（ディーン）→MEIN KAMPF →AION
- Drums:S.A.B（エスエービー）→LIZER →AION
[編集] 旧メンバー
- Vocal:TARO
- Vocal:POTUKUN
- Vocal:KAMIZI（カミジ）→元エグゾゼ
- Vocal:ROD（ロッド）→藤崎賢一。元MEIN KAMPF、後にJUSTY-NASTY、CRAZE
- Vocal:SALLY（サリー）
- Vocal:SATORU（サトル）→後にパラノイア、SWEET DEATH
- Vocal:HISAYOSHI（ヒサヨシ）→元ROSEN FELD。後にROSEN FELD再結成
- Bass:RAY（レイ）
- Drums:HIDEKI（ヒデキ）→後にガウチというバンドを東京で結成。POPS/ROCK系オムニバスアルバムに参加
- Drums:新一（シンイチ）→元エグゾゼ。GargoyleのKATSUJIの実兄。後にインスパイアに加入。
- Drums:愁（シュウ）→元Virus
[編集] 概要
1983年にIZUMI（G）を中心に結成。一度解散したが、IZUMIはバンドMEIN KAMPF（マインカンプ）を経てベースのDEANと共に86年にAIONを再結成した。
AION再結成後もヴォーカリストの交代が続いたが、SATORU（Vo）在籍時の87年に初のEP「HANG ON NIGHT / BLOODY」をリリース。HISAYOSHI（Vo）在籍時の89年に初のLP「DEATHRASH BOUND」をリリース。NOV（Vo）に交代した90年には、アルバムのVoパートを差し替えたCD「HUMAN GREIFMAN」をリリース。歌詞やメロディが変わっただけで全く違うアルバムに仕上がっており、2人のヴォーカリストそれぞれの個性がよく表れている。
AIONの最強布陣とも呼ばれるNOV、IZUMI、DEAN、S.A.Bのラインナップで、91年10月にメジャーデビューを果たす。メジャー活動中にS.A.B（Dr）が脱退し、元Virusの愁が加入。インディーズに戻った後97年から2000年末まで、NOV、IZUMIのみで活動するなど苦難の時期もあったが、2001年までにS.A.BとDEANが完全復帰し最強布陣に戻った。
2003年10月にはアルバム「SISTER」をリリースし、20周年鬼燃頼武と銘打った3Daysイベントがラ・ママで行われた。LUNA SEA、屍忌蛇、HISAYOSHI、Anchang、淳士、NATCHIN、元ΛuciferのYUKIらがゲスト出演し、ゲストがAIONのコピーバンドを組んでAIONと対バンを行った。河村隆一、INORAN、葉山拓亮の3人は、このイベントでユニットを組んで演奏した事をきっかけに、その後Tourbillonとして本格活動を開始した。
AIONはライブこそ少なくなったものの現在も活動を続けている。
[編集] ディスコグラフィー
[編集] CDシングル
- FATALISM（1990年） →配布
- PIECE OF MY LIFE（1991年）→応募者先着3000名に配布
- Be Afraid（1991年）
- 愛音～AION～（1992年）
- Missing（1994年）
[編集] CDアルバム
- HUMAN GREIFMAN（1990年） →オリコン・インディーズチャート1位獲得
- MA-G-MA（1990年） →オリコン・インディーズチャート1位獲得
- IZUMI（1991年） →IZUMIソロアルバム。オリコン・インディーズチャート1位獲得
- AIONISM（1991年） →BMGビクター。メジャー初アルバム
- PRASMATIC MANIA（1992年）→渋公ライブ収録
- 愛音～AION～（1992年）
- 聖・愛音（1992年）
- Z（1993年）
- Absolute（1994年）
- FREAK OUT（1995年）
- Mithras（1997年）
- EVE（1998年）
- 抹殺の儀式（1999年9月9日）3枚同時リリース
- 殺傷の礼儀（1999年9月9日）
- 死線の裁き（1999年9月9日）
- FIRE BALL（2000年）→配布
- MAGNITUDE（2000年）
- SISTER（2003年）
- スペシャル&サウンド&メッセージ（2003年） →配布。100名限定
- DEMO CD（2004年）
- スペシャルレアCD Aタイプ（2004年）→心斎橋バハマで配布
- スペシャルレアCD Bタイプ（2004年）→目黒鹿鳴館で配布
[編集] LD
- PRASMATIC MANIA →1000枚限定
[編集] デモテープ（カセット）
- STAND BY LISTENING（1987年）
- CARE KILLED THE CAT（1990年）→配布
- PLUTONIUM →IZUMIソロ（1990年）→限定500本
[編集] デモテープ（ビデオ）
- MA-G-MA（1990年）→配布
[編集] LP
- DEATHRASH BOUND（1989年）
[編集] EP
- HANG ON NIGHT / BLOODY（1987年）
[編集] ソノシート
- GASP FOR BREATH（1990年）→ロッキンF付録
[編集] DVD
- 爆獣暴動伝説（2006年）→2枚組。04年目黒鹿鳴館、心斎橋バハマ、京都次元屋ライブ収録
- D.B.CLASSICS-MEIN KAMPF-（2006年）→マインカンプのライブ映像
- D.B.CLASSICS Ⅱ 秘蔵吟醸仕込み！爆獣外伝！！-番外編-（2007年）
[編集] VHS
- 爆獣暴動（1991年）→中野公会堂ライブ収録
- FILM PLASMTIC MANIA（1992年）→渋谷公会堂ライブ収録
- HISTORY OF AION（1992年）→応募者抽選500名配布
- Special Edition in武道館（1993年）→配布。「TRUTH」「IRA IRA」収録
- DEATHRASH BOUND SEEK BOOTLEG Vol.1（2000年）→86年～89年までの未公開映像
- DEATHRASH BOUND SEEK BOOTLEG Vol.2（2000年）→90年～94年までの未公開映像
- DEATHRASH BOUND SEEK BOOTLEG Vol.3（2001年）→90年からのS.A.B（Dr）在籍時映像
- DEATHRASH BOUND SEEK BOOTLEG Vol.4（2001年）→93年からの愁（Dr）在籍時映像
- DEATHRASH BOUND SEEK BOOTLEG Vol.5（2001年）→98年SAITO、S.A.Bサポートのライブ
- DEATHRASH BOUND SEEK BOOTLEG Vol.6（2001年）→00～01年S.A.B正式復帰後の映像
- FIRE BALL（2001年）→配布
- DEATHRASH BOUND SEEK BOOTLEG Vol.7（2002年）→01年11月17・18日に目黒鹿鳴館で行われた2day'sライブ収録
- DEATHRASH BOUND SEEK BOOTLEG Vol.8（2002年）→01年11月17・18日に目黒鹿鳴館で行われた2day'sライブ収録
- DOGMA（2002年）→配布。「HEAD MOVE」収録
- 爆獣暴動SP（2004年）→先着30名に配布
- FIRE BALL
