23番・223番 (琉球バス交通)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

この項目の琉球バス交通への統合が提案されています。 統合に関する議論はノート:沖縄バスを参照してください。 このタグは2008年2月に貼付されました。

23番・223番 (琉球バス)（23ばん・223ばん (りゅうきゅうばす)）は、琉球バス交通が運行を行う沖縄本島の路線バスの路線である。

路線名は23番が具志川線、223番が具志川おもろまち線。

23番は那覇市の那覇バスターミナルを起点とし、うるま市の具志川バスターミナルへ至る路線。早朝上りには急行・特急バスも運行される。夜遅くの下り便では那覇空港(国内線旅客ターミナル前)発の路線が運行される。琉球バス交通の主力路線。

223番は那覇市のおもろまち駅前広場を起点とし、うるま市の具志川バスターミナルへ至る路線。

目次 1 23番と223番の違い 2 沿革 3 主な経由地 4 特急便・急行便について 5 空港発便について 6 関連項目 7 外部リンク

[編集] 23番と223番の違い

• 23番は那覇バスターミナル(一部那覇空港(国内線旅客ターミナル前))を起点とするが、223番はおもろまち駅前広場を起点とする。
• また、23番には急行便、特急便がある。（上り線〈那覇行き〉のみ）

[編集] 沿革

23番 (具志川線)

• 当初は那覇バスターミナルと石川市（現・うるま市石川）の石川バスターミナルを結ぶ路線、石川(平良川)線として路線開設。
• 石川バスターミナル廃止、具志川バスターミナルへの移転に伴い具志川線へと名称変更。
• 1990年代前半 県内バス路線として初めてバーコード式整理券・釣り銭式のFA運賃箱を採用。(しかし、最近つり銭方式から両替方式の運賃箱に切り替わった)
• 2003年7月25日 沖縄県内初の「特急バス」を導入する。空港発線を設定。
• 2003年8月10日 当系統(23番)の一部運行本数を223番に振り分ける。
• 2006年2月20日 ダイヤ改正。
• 2006年9月1日 琉球バスより琉球バス交通へ運行を譲渡。同時にダイヤ改正。

223番 (具志川おもろまち線)

• 2003年8月10日 沖縄都市モノレール線開業に伴い、運行開始。
• 2006年2月20日 ダイヤ改正。
• 2006年9月1日 琉球バスより琉球バス交通へ運行を譲渡。

[編集] 主な経由地

23番 (具志川線)

• 牧志経由（本線）：那覇バスターミナル-牧志-泊高橋-大山-普天間-コザ-安慶名-具志川バスターミナル
• 久茂地経由：那覇バスターミナル-久茂地-泊高橋-大山-普天間-コザ-安慶名-具志川バスターミナル
• 那覇空港発・牧志経由：那覇空港-那覇バスターミナル-牧志-泊高橋-大山-普天間-コザ-安慶名-具志川バスターミナル
• 那覇空港発・久茂地経由：那覇空港-那覇バスターミナル-久茂地-泊高橋-大山-普天間-コザ-安慶名-具志川バスターミナル
• 特急バス（右記停留所のみ停車）：具志川バスターミナル-うるま市役所前-安慶名-中部病院前-美里入口-コザ-胡屋-山里-普天間-新城-伊佐-泊高橋-若松入口-農林中金前-県庁北口-那覇バスターミナル
• 急行バス（右記停留所のみ停車）：具志川バスターミナル-（各停）-伊佐-真志喜-大謝名-第二城間-城間-屋冨祖-泊高橋-(久茂地経由の各停)-那覇バスターミナル

毎週日曜日のトランジットモール実施時（12:00~18:00）は全て久茂地経由となる。

223番 (具志川おもろまち線)

• おもろまち駅前広場-大山-普天間-コザ-安慶名-具志川バスターミナル

[編集] 特急便・急行便について

朝の通勤客需要を掘り起こすのが狙いで運行された。23番 (具志川線)のみ運行している。上り便のみで、下り便はないが通勤客には好評である。特急便だとうるま市から那覇市までの所要時間を従来の1時間40分から1時間25分に短縮できる。具志川バスターミナル~那覇バスターミナル間で停車するバス停数は通常便は64ヶ所、急行便は50ヶ所、特急便は16ヶ所であり、特急便は宜野湾市伊佐から那覇市泊高橋まではノンストップである。

[編集] 空港発便について

深夜の那覇空港からの乗客を乗せるのが主な目的。23番 (具志川線)が運行しており、223番 (具志川おもろまち線)は該当しない。下りのみで上りの運行はない。平日は深夜の5本のみだが、それ以外の時間帯は他の路線が運行されているため問題はない。

[編集] 関連項目

• 琉球バス交通
• 急行バス
• 特急バス

[編集] 外部リンク

• 第一交通産業株式会社
• 沖縄路線バスどっとこむ
• 沖縄本島の公共交通
• 美ら島交通なび
• 23番 (具志川線)の運賃