黄瀬川
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黄瀬川(きせがわ)は、静岡県を流れる一級河川。狩野川水系最大の支流で全長は31km。
[編集] 地理
御殿場市に源を発する。溶岩の流れた跡が目立つ河川で、途中には富士溶岩の断崖にかかる五竜の滝、鮎壷の滝などがある。概ね南へ流れ、沼津市と清水町の境で狩野川と合流する。
[編集] 歴史
平安時代後期の1180年(治承4)10月21日に、黄瀬川の陣で伊豆で挙兵した源頼朝と奥州から駆けつけた源義経が対面を果たしたと伝えられる。
黄瀬川は田畑より低い位置を流れるため、農業用水には不向きな川であった。そのため江戸時代には、芦ノ湖を水源とする深良用水が築かれた。