高橋智隆
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高橋智隆(たかはし ともたか、1975年3月27日-)は、日本のロボット制作者。大阪府出身。
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[編集] 経歴
比叡山中学校、立命館高等学校を経て、1998年に立命館大学産業社会学部を卒業。その後、京都大学工学部に入学。在学中に2足歩行ロボットを発明し、関西テクノアイデアコンテストグランプリを受賞。2003年に物理工学科メカトロニクス研究室を卒業。同年に、個人事務所「ロボ・ガレージ」を創業(京大ベンチャーインキュベーション(大学内入居ベンチャー)の第一号)。2004年には代表作「クロイノ」が米タイム誌で「最もクールな発明」に選ばれ、ポピュラーサイエンス誌では「未来を変える33人」の一人に選ばれる。ロボットクリエーターとして、ロボットの研究、設計、デザイン、製作を手がけている。
ロボットのデザインは、流線型かつ親しみやすさが見て取れる可愛らしいものであり、そのデザインセンスは「鉄腕アトム」をはじめとしたロボットアニメの影響が色濃い。また、従来の2足歩行ロボットは安定のため常に膝を曲げて直立、そのまま移動していたものがよく見られるが、彼が個人製作したロボットは膝を伸ばして直立し、そこから膝を曲げて移動する(この技術はSHIN-Walkと呼んでいる)など人間の動作にかなり近づいたものが特徴的である。
[編集] 個人制作作品
- クロイノ
- FT
- neon
- マグダン