長岡輝子
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長岡 輝子(ながおか てるこ、1908年1月5日 - )は、日本の女優。
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[編集] 来歴・人物
岩手県盛岡市出身。本名:篠原 輝子(しのはら - 、旧姓・長岡)。東洋英和女学院卒、文化学院中退。初出演作:「風にそよぐ葦」(1951 春原政久)。1928年にパリに演劇修行に留学し、1930年に帰国。金杉惇郎とテアトル・コメディを設立。1939年文学座へ。1947年、芥川比呂志、加藤道夫、荒木道子などと共に劇團「麦の會」発会。1971年に文学座退団後は、宮沢賢治の作品や聖書などの朗読をライフワークとしている。父は英文学者の長岡擴(ながおかひろむ)。
[編集] 出演リスト
[編集] 映画
- 死の断崖(1951年)
- 風にそよぐ葦 後編(1951年)
- 泣虫記者(1952年)
- 本日休診(1952年)
- にごりえ(1953年)
- 東京物語(1953年)
- 陽は沈まず(1954年)
- 花と波濤(1954年)
- 山の音(1954年)
- 或る女(1954年)
- 心に花の咲く日まで(1955年)
- くちづけ(1955年)
- 早春(1956年)
- 茶の間の時計 愛情の波紋(1956年)
- 驟雨(1956年)
- 東京暮色(1957年)
- 誘惑(1957年)
- 純愛物語(1957年)
- 鰯雲(1958年)
- 花の慕情(1958年)
- 裸の大将(1958年)
- 彼岸花(1958年)
- キクとイサム(1959年)
- お早よう(1959年)
- 暗夜行路(1959年)
- すずかけの散歩道(1959年)
- ある日わたしは(1959年)
- 夜の流れ(1960年)
- ■(ぼく)東綺譚(1960年)
- 妻という名の女たち(1963年)
- 女の中にいる他人(1966年)
- 女の一生(1967年)
- 二匹の用心棒(1968年)
- 華麗なる闘い(1969年)
- 遠野物語(1982年)
- おしん(1984年) ※声の出演
- アテルイ(2002年) ※声の出演
[編集] テレビドラマ
- おしん(1983年、NHK朝の連続テレビ小説)
- 富士山麓(1984年、[[NHKドラマ人間模様])
- 武蔵坊弁慶(1986年、NHK)
[編集] 著書・参考文献
- 『長岡輝子の四姉妹-美しい年の重ね方』草思社、2005年。(鈴木美代子著)
- 『老いてなお、こころ愉しく美しく』草思社、2000年。
- 『ふたりの夫からの贈りもの』草思社、1988年。
- 『父からの贈りもの』草思社、1984年。翌1985年、斉藤由貴主演でNHK銀河テレビ小説でドラマ化された。