荒木久美
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荒木 久美(あらき くみ、1965年10月11日 - )は日本の元女子陸上・マラソン選手。福岡県小郡市出身。
佐々木七恵、増田明美、浅井えり子、宮原美佐子らと共に日本女子マラソンの黎明期に活躍した。
また全日本実業団女子駅伝や、全日本都道府県対抗女子駅伝で活躍。 全日本実業団女子駅伝では80年代に山下佐知子らと京セラ黄金期を築く。
[編集] 経歴
- 1986年10月 ソウルアジア大会大会女子10000M出場、銀メダル獲得。
- 1987年03月 名古屋国際女子マラソンが初マラソン、2:37:12の5位に入る。
- 1987年08月 世界陸上ローマ大会女子10000M出場、予選を通過し決勝では18位。
- 1988年01月 大阪国際女子マラソンに出走、ゴール手前で浅井えり子を抜き、宮原美佐子に次いで2:31:40の3位に入り、ソウル五輪女子マラソン代表となる。
- 1988年09月 ソウルオリンピック女子マラソン出場。スタート直後の転倒が響いてメダル&入賞争いに加われず、2:35:15の28位に終わる。
- 1989年11月 ニューヨークシティマラソンでは、自己ベストの2:30:00で4位入賞。
- 1990年03月 名古屋国際女子マラソンに出走、2:32:32で2位。
- 1990年09月 北京アジア大会女子マラソンに出走、2:35:14で銀メダル獲得。
- 1991年08月 世界陸上東京大会女子マラソン出場。2:38:27の12位だった。
- 1992年01月 大阪国際女子マラソン出場。2:31:14の10位に終わり、ソウルに続いてのバルセロナオリンピック代表選出はならず。これが最後のマラソンとなった。