若宮八幡社
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若宮八幡社 | |
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所在地 | 愛知県名古屋市中区栄3-35-30 |
主祭神 | 仁徳天皇 応神天皇 武内宿禰命 |
社格等 | 県社・別表神社 |
創建 | 大宝年間 |
例祭 | 5月15日(試楽祭) 5月16日(本祭) |
若宮八幡社(わかみやはちまんしゃ)は、愛知県名古屋市中区栄にある神社。旧社格は県社。神社本庁が包括する別表神社。名古屋総鎮守とされる。名古屋市街を東西に貫く100m道路である「若宮大通」の名は、この若宮八幡社から採っている。「若宮八幡宮」とも呼ばれる。
目次 |
[編集] 由緒
文武天皇朝である大宝年間(701~704年)に現在の名古屋城三の丸の地に創建と伝わり、延喜年間(901~923年)に再興されたという。天王社(現在の那古野神社)と隣接していた。天文元年(1532年)の合戦で社殿を焼失したが、天文8年(1540年)織田信秀により再建された。慶長15年(1610年)の名古屋城築城の際に現在地に遷座し、名古屋総鎮守とされ現在に至っている。
[編集] 例祭
江戸時代では、例祭である若宮祭は名古屋東照宮の東照宮祭、天王社の天王祭とならんで名古屋三大祭とされ、特に天王祭とは同日であった(現在は別の日)ことから祇園祭と総称された。山車7両が神輿と共に名古屋城三の丸の天王社との間を往復し、名古屋城下の目抜き通りであった現在の本町通を練り歩いた。
現在の若宮祭では、今も残る山車1両(福禄寿車)と神輿が、那古野神社との間を往復する。
[編集] 祭神
[編集] 主な年中祭典・行事
- 1月1日:歳旦祭(奉賛会祈願祭)
- 2月8日:神御衣社祭(針供養まつり)
- 2月17日:祈年祭
- 旧初午の日:連理稲荷社祭(旧初午まつり)
- 5月15日:試楽祭
- 5月16日:例祭(御新幸・若宮まつり)
- 7月25日:末社合同祭(夏まつり)
- 9月15日:長寿祭
- 10月20日:恵美須社祭(恵美須まつり)
- 11月1日:龍神社祭
- 11月23日:新嘗祭
[編集] 摂末社
- 若宮恵美須神社
- 連理稲荷社
- 連理稲荷社奥之院
- 熊野社・日吉社・香良洲社・天神社・秋葉社合殿
- 神御衣神社
- 宮産住吉神社
- 龍神社
[編集] 交通
- 名古屋市営地下鉄鶴舞線大須観音駅、または名城線矢場町駅から徒歩5分