芝池博明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
芝池 博明（しばいけ ひろあき、1946年6月21日 - ）は、元プロ野球の投手。
目次 |
[編集] 来歴・人物
兵庫県出身で、滝川中学校・高等学校へ進学。専修大学ではエース投手で、東都大学野球リーグ優勝、全日本大学野球選手権大会の優勝投手であった。また東都リーグで通算41勝を挙げており、これはリーグ記録として未だに破られていない。
1969年に近鉄バファローズに入団。1973年には太平洋クラブライオンズに移籍し、2年後再び近鉄でプレー。1976年に中日ドラゴンズに移籍するも、翌年引退した。現在はマスターズリーグで活躍中。
[編集] エピソード
1965年の「全日本大学野球選手権大会」では、東海大学を相手に完全試合を達成。見事、「日本一」の栄冠にかがやいた。
大杉勝男が唯一退場になったきっかけを作った選手である。近鉄時代日本生命球場での対東映で当時東映に在籍していた大杉にデッドボールを与えてしまったが、怒った大杉はバットを持ったままマウンドに突進、危険にさらされるという体験をしている。
[編集] 通算成績
- 184試合 11勝 13敗 8セーブ
[編集] 関連項目
| 近鉄バファローズ 1968年ドラフト指名選手 |
|---|
| 1位：水谷宏 / 2位：川島勝司 / 3位：岡田光雄 / 4位：秋山重雄 / 5位：芝池博明 / 6位：井上重信 / 7位：吉村健二 8位：半田実 / 9位：大島太治 / 10位：服部敏和 / 11位：藤井信行 / 12位：佐々木辰夫 |
