羽伏浦海岸
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羽伏浦海岸(はぶしうらかいがん)とは、新島の東側にある海岸で、白い砂浜と海が延々と続く様は新東京百景に指定されている。白ママ層断崖と呼ばれる高さ30~250mの火山灰層の断崖が約7km続く。
- サーフィン、ボディボードの適地でもあり、ビーチブレイクのポイントとしてはワールドクラス。世界チャンピオンを決めるツアーに使用されたり、日本国内のトッププロを決める大会が開かれたりしている。2007年にも全日本の大会などが開かれた。毎年8月下旬には東京都知事杯が開催されている。
- 黒潮が直にぶつかるため、海岸の至る所にポイントが立つ。
- 島嶼なため、太平洋をクルーズしてきた波がパワーを損なわないままブレイクし、チューブを巻くことが多くある。台風の時などサイズがあがれば、スタンディングのままチューブインすることも可能。また、波にパワーがあるため、コシ~ハラ程度のサイズでも長く乗って楽しむことが出来る。
- サーフポイントとしては「羽伏浦正面」「ヘリ下」「シークレット」等がある。
- 海底がリーフではなく砂のため、初心者でも大きな怪我(打撲はあろうが)することなく安全に楽しむことができる。
- 昔はここで「瀬つかし」と呼ばれる子供の遊びがあった[1]。ちょうどサーフィンとボディボードの中間のような遊びで、伝馬船の踏板や機械船のさし板を無断借用して土用波に乗った。中には板無しの「無手つかし」(今でいうボディサーフィン)を行う熟練者もいたという。
- 羽伏浦正面にある常設のライフガード待機所の海側にはウェブライブカメラが設置されており、リアルタイムで羽伏浦の様子をモニタすることができる(外部リンク参照)
[編集] 脚注欄
- ^ 山崎直之編著「新島の四方山話と子供の遊び」東京都新島本村、1995年、93-97頁