繋温泉
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繋温泉(つなぎおんせん)は、岩手県盛岡市(旧国陸奥国、明治以降は陸中国)にある温泉。
盛岡市の西奥、雫石町との境界線近く、御所湖というダム湖の畔に位置する。
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[編集] アクセス
[編集] 泉質
- 単純硫黄泉
[編集] 温泉街
宿泊施設は15軒。外に保養所等も多く存在する。
近くには、御所湖を挟んで、観光施設盛岡手づくり村がある。
近隣の温泉として、鶯宿温泉がある。
温泉街では朝市も行われている。温泉地にある温泉神社には、温泉名の由来となった「つなぎ石」が存在する。
現在、つなぎ石上部には丸状の穴が空いている。これは、地元の建設業者が石移動の際に電動工具により開けたものである。
[編集] 歴史
「繋温泉」の名称は、11世紀に源義家が穴の空いた石(上述のつなぎ石)に愛馬を繋いで入浴したことに由来する。
上述の建設業者による作業が忘れ去られた事により、馬を繋いだ石には穴が空いていたことになった。
その歴史は古く、開湯年代は定かではないが、上記由来を考えれば11世紀には既に開湯していたと考るのが妥当である。
近年では、「つなぎ温泉」と平仮名での表記を用いることも多い。