絵金
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絵金（えきん、文化9年10月11日（1812年11月14日） - 明治9年（1876年）3月8日）は、幕末・明治期の浮世絵師。
土佐高知の生まれ。姓は弘瀬、名は柳栄、美高、通称は金蔵。文政12年（1829年）、江戸に出て狩野洞白に入門す。帰国後、土佐藩の御用絵師となるが、偽絵を描いて失職する。その後、町絵師として台提灯絵、絵馬、凧絵などを描き、絵師の金蔵を略して絵金と呼ばれた。猥雑、土俗的で血みどろの芝居絵に人気がある。
[編集] 参考図書
- 絵金 広末保,藤村欣市朗編 未来社, 1968
- 絵金の芸術 異端画家 光潮社, 1971
- 絵金 光潮社, 1971
- 絵金の白描 広末保,藤村欣市朗編 未来社, 1971
- 絵金展 幕末土佐に生きた異端の絵師 毎日新聞社, 1971
- 浮世絵秘画全集第7巻 絵金肉筆浮世絵 近代美術社、1979
- 絵金 鮮血の異端絵師 講談社, 1987
- 絵金伝 山本駿次朗 三樹書房, 1987
- 絵金画譜 近森敏夫 岩崎美術社, 1988
- 絵金と幕末土佐歴史散歩 鍵岡正謹,吉村淑甫 新潮社, 1999 (とんぼの本)
[編集] 主な作品
- 「図太平記実録代忠臣蔵」 - 高知県立美術館所蔵
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