紅孩児
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紅孩児（こうがいじ）は、『西遊記』の登場する神仙で牛魔王と羅刹女の子である。西遊記中の漢詩においては嬰児とよばれ、中国においては子供の姿とされている。作中では聖嬰大王とも名乗っていた。
枯松澗火雲洞の主。1丈8尺もある火炎槍の使い手。火炎山で300年修行し、三昧眞火（煉丹術の内丹術の用語でもある）を会得した。これは呪を唱え目、鼻、口から水では消えない火を出す術である。 孫悟空を一度仮死させたが観世音菩薩に頭、両手、両足に金箍をはめられ取り押さえられ、改心した。『西遊記』では観世音菩薩の弟子となり、善財童子となったとされる。このことが後に牛魔王との諍いに発展する。通天河、滅法国のエピソードにも登場。
[編集] 外部リンク
[編集] 日本のドラマ
なお、日本のドラマ版では、原作の設定は全く無視されたキャラクターにされている。例えば、フジテレビ版の西遊記においては、牛魔王と羅刹女の子などという設定もなく、独立した妖怪であり、何故か、時間を自由に操ることが出来るという設定。
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