糠平温泉
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♨糠平温泉 | |
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温泉情報 | |
所在地 | 北海道河東郡上士幌町 |
交通アクセス | JR北海道根室本線帯広駅北口の帯広駅バスターミナルよりバスで約1時間30分 |
泉質 | 単純温泉、弱食塩泉 |
泉温 | 50~60 °C |
宿泊施設数 | 9 |
外部リンク | 上士幌町役場 観光ページ |
糠平温泉(ぬかびらおんせん)は、北海道十勝支庁管内河東郡上士幌町(旧蝦夷地、明治以降の旧十勝国)にある温泉。
目次 |
[編集] アクセス
国道273号沿いの糠平ダム近くに位置する。
バスでのアクセス
- 帯広駅バスターミナルより約1時間30分(十勝バス51系統)
- 旭川駅前より約2時間30分(十勝バスなど「ノースライナーみくに号」)
- 層雲峡温泉(道北バス層雲峡出張所)より約1時間10分(同上)
[編集] 泉質
[編集] 温泉街
大雪山国立公園内、糠平湖近くの国道273号沿い、ダム湖である、糠平湖畔に温泉街が広がる。近くには北海道遺産に選定された、「旧国鉄士幌線廃線跡コンクリートアーチ橋梁群」がある。
旅館、ホテルは9軒あり、それぞれ日帰り入浴を利用することができる。また、3ヶ所の旅館・ホテルで日帰り入浴が可能な湯めぐり手形も販売されている。近くには糠平温泉スキー場、国設糠平キャンプ場が、また、十勝三股方に行くと幌加温泉の他、大雪山国立公園の自然や膨大な数の昆虫の標本が展示されているひがし大雪博物館もある。温泉地近くには、1987年に廃止された旧国鉄士幌線糠平駅跡に上士幌町鉄道資料館も設置されている。
[編集] 歴史
開湯は1919年(大正8年)である。当地にある旅館「湯元館」の初代館主が原生林の中に湧出する温泉を発見した。