福田洋也
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福田 洋也(ふくだ ひろや、1961年11月28日 - )は日本の写真家 (キャノンプロCPS会員)であり、元ギタリスト。東京都出身。80年代はヘヴィメタルバンドANTHEMで活動していた。
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[編集] 人物、ギタープレイ
[編集] ミュージシャン時代
- アンセム時代にはそのルックスから「和製エドワード・ヴァン・ヘイレン」と呼ばれ、トリッキーなタッピング&アーミングに、グシャグシャになる位の爆音サウンドでギターをプレイするのが洋也の特徴であり、アンセムのリーダー柴田直人によれば「練習はロクにやらないが、天性の華やかさがある」とのこと。
- ロッキンf誌で野村義男と対談したことがきっかけで意気投合し、現在でも親交を深めている。
- 1990年、アンセムを脱退し、盟友のトニー前田(Vo)と「フィンガー」を結成するも数年後には解散。1990年代中半からMI JAPANの講師を務めており、女性ロックシンガー、真行寺恵里のラジオ番組でギター講座のコーナーを設けていた。
- 1998年、「演歌メタル」をリリースする。
- 1999年に初のソロアルバム『Resuscitation』をリリース。2002年7月にはジャパニーズへヴィメタルハードロックミュージシャンのコンピレーションアルバム『Skill and Shout it lets out』をリリース。初のトータルプロデュースアルバム。
- 2003年にはかねてからの職業難聴のため右耳の聴力が3分の1になってしまったということもあり、音楽業界から引退して写真家に転向。
- 2005年には、ANTHEM20th ANNIVERSARY TOURにギタリストとして参加。
- 2008年現在、ミュージシャンとしてのオフィシャルHP「hiroya.com[1]」を閉鎖した模様。
[編集] カメラマン時代
- 2005年頃から、タトゥ雑誌「TATTOO FASHION」Vol.1の表紙写真を担当他、同雑誌内でも女性TATTOOモデルを多く撮影。多数のファッション雑誌、ブライダル関係の雑誌でカメラマンとして活躍。また、バンドのB-DASHの専属カメラマンとして活動している。
- 写真家としての活動をしつつ、2005年にはANTHEMのアニバーサリーツアーに参加。またオークションサイトで過去に自分が使用していたアンセム時代の機材を出品することがある。
- 2007年頃から、各種フェティッシュイベントのカメラマンとして活躍し、イベント撮影のみならずTokyo Decadence等のフライヤー写真を担当。
- 2008年、「倫♂@寫眞家」名義にて、残酷天使月花女王主催の東京アンダーグラウンド・イベント「毒蟲」のオフィシャルカメラマンとしてイベント撮影を担当。また緊縛師の一鬼のことのコラボレーションで芸術性の高い緊縛写真を撮影。2008年1月には、新宿ロフトプラスワンで行われた「悪夢実演会」にてイベント撮影の他、「POISON BUG69」のギタリストとして出演。また同年4月には、残酷天使月花女王監督・主演DVD「コワレモノ3」にてスチール撮影を担当。