石塚正英

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石塚 正英（いしづか まさひで、1949年～）は日本の倫理学者・歴史学者。専門は文化史学、歴史知学。

1949年、高田市（現・上越市）生まれ。立正大学大学院文学研究科史学単位取得退学。 現在、東京電機大学理工学部教授、博士（哲学専攻）。　 ハイティーンの頃はユートピスト、 20代はファナティシスト、 30代はアソシアシオニスト、 40代はフェティシスト、 50代はヒストリオソフィストをもって任じているらしい。 その間に、ド・ブロス、フォイエルバッハ、ヴァイトリング、マルクス、バッハオーフェンなど18・19世紀の諸思想・諸理論について研究を深めてきた。

[編集] 著書

• ファナティシズム関係
  • 『叛徒と革命――ブランキ・ヴァイトリング・ノ―ト』イザラ書房、1975
  • 『三月前期の急進主義――青年ヘーゲル派と義人同盟に関する社会思想史的研究』長崎出版、1983
  • 『ヴァイトリングのファナティシズム』長崎出版、1985
  • 『社会思想の脱・構築――ヴァイトリング研究』世界書院、1991
  • 『アソシアシオンのヴァイトリング』世界書院、1998

• アソシアシオン関係
  • 『アソシアシオンの想像力―初期社会主義思想への新視角』（編著）、平凡社、1989
  • 『文化による抵抗――アミルカル・カブラルの思想』柘植書房、1992.
  • 『ソキエタスの方へ――政党の廃絶とアソシアシオンの展望』社会評論社、1999.
  • 『バッハオーフェン――母権から母方オジ権へ』（編著）、論創社、2001.
  • 『市民社会とアソシエーション』（村上俊介・篠原敏昭との共編）、社会評論社、2004.

• フェティシズム関係
  • 『フェティシズムの思想圏――ド・ブロス・フォイエルバッハ・マルクス』世界書院、1991
  • 『フェティシズムの信仰圏――神仏虐待のフォークローア』世界書院、1993.
  • 『「白雪姫」とフェティシュ信仰』理想社、1995.
  • 『信仰・儀礼・神仏虐待――ものがみ信仰のフィールドワーク』世界書院、1995
  • 『フェティシズム論のブティック』（やすいゆたかとの共著）、論創社、1998.
  • 『ピエ・フェティシズム――フロイトを蹴飛ばす脚・靴・下駄理論』廣済堂出版、2002
  • 『儀礼と神観念の起原』論創社、2005

• ヒストリオソフィー関係
  • 『歴史知とフェティシズム』理想社、2000
  • 『複合科学的身体論――21世紀の新たなヒューマン・インターフェイスを求めて』北樹出版、2004
  • 『歴史知の未来性――感性知と理性知を時間軸上で総合する試み』（杉山精一との共編）、理想社、2004
  • 『歴史知の想像力――通時的・共時的に他者とどうかかわるか』、理想社、2007

• 現在とりかかっている研究
  • 『＜近代の超克＞永久革命』（仮）、理想社、2008年刊行の予定