着陸復行
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[編集] 着陸復行
着陸復行[1](ちゃくりくふっこう)とは、滑走路又は航空交通の状況等の事由により到着機の進入継続が安全でないと判断される場合に着陸をやり直すこと。ゴーアラウンド (Go-around) とも言う。「着陸復航」と記述されることもある。
また、極端に接地点が奥にいってしまった為にそこから再上昇しても、タッチアンドゴーとは言わずに着陸復行になる。
[編集] 進入復行
進入復行[2](しんにゅうふっこう)とは、決心高度 (DA)、決心高 (DH) または最低降下高度 (MDA) において着陸が出来ないと判断した場合に公示された進入復行経路に従って飛行すること。ミストアプローチ (Missed-Approach) ともいう。
進入復行した航空機は規定のルートを通り、 超短波全方向式無線標識 (VOR)・距離測定装置 (DME) や、無指向性無線標識 (NDB) 上空などからもう一度進入して着陸する
計器進入方式による進入復行の許可は、進入許可に含まれる。
[編集] 着陸復行、進入復行が行われる場合
着陸復行は管制官の指示による場合と、パイロット自らの判断によって行われる場合がある。
- 一定の高度(ディシジョン・ハイト)まで降下しても、視界不良で滑走路が見えない場合。
- 背風(テイルウインド)または横風(クロスウインド)で、安全な着陸が見込めない場合。
- 滑走路上に障害物や離陸機、先行着陸機との管制間隔を確保できないと判断した場合。
[編集] 脚注、出典
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
着陸復航をとらえた動画:
- ボーイング757の着陸復航訓練の模様
- DC-8が横風にあおられて着陸を断念、復航する模様
- 着陸体制に入ったボーイング747の進入滑走路上に別の747が誤って侵入したため着陸復航となった模様
- 強風にあおられ次々に着陸復航する旅客機の模様