真骨類
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| ?真骨類 Teleostei | ||||||||||||||||||
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真骨類（しんこつるい）は、真骨魚類とも呼ばれ、条鰭綱 新鰭亜綱 真骨区（Teleostei）に属する魚類の総称。条鰭綱の中の3つの大きなグループである軟質類・全骨類・真骨類のうち最も後になって出現した。
旧分類では、軟質類・全骨類・真骨類それぞれを下綱とするのが通例だったため以前は真骨下綱とされていたが、最近では条鰭綱の下に軟質亜綱と新鰭亜綱を設置し、さらに新鰭亜綱の下に全骨類と真骨類（真骨区）を設ける分類が提唱されている。真骨類は、現生魚類の中の多数を占めるグループで、40 近い目と2 万にも及ぶ種を含む。
目次 |
[編集] 解剖学的特徴
体骨格は完全に化骨し、鱗は菱形の硬鱗ではなく軽量化された薄い円鱗となっている。尾は正形尾で、多く尾軸下骨を持つ。上顎骨は頬部から遊離して、高等な群では上顎骨がただの棒状骨になり、口吻全体を突き出すことが可能となっている。
[編集] 分類
以下、亜区および上目のリスト。なお、分類体系はNelson の分類による。
- アロワナ上目（オステオグロッスム亜区） Osteoglossomorpha
- カライワシ上目 （カライワシ亜区） Elopomorpha
- 骨鰾亜区 Ostarioclupeomorpha
- 正真骨亜区 Euteleostei
- 原棘鰭上目 Protacanthopterygii
- 狭鰭上目 Stenopterygii
- Ateleopodomorpha
- 円鱗上目 Cyclosquamata
- 鱗上目 Scopelomorpha
- アカマンボウ上目 Lampridiomorpha
- ギンメダイ上目 Polymixiomorpha
- 擬棘鰭上目（側棘鰭上目） Paracanthopterygii
- 棘鰭上目 Acanthopterygii
[編集] 参考文献
- E.H.コルバート 『脊椎動物の進化』 築地書館 2004 ISBN 4806712957
- Joseph S. Nelson, Fishes of the world, 4th edition: Wiley, 2006 ISBN 0471250317
[編集] 関連項目
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