男なら (軍歌)
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男なら(おとこなら)は1937年(昭和12年)4月にキングレコードから発売された軍歌、戦時歌謡。吹き込み歌手は、林伊佐緒、樋口静雄、近衛八郎である。作詞は西岡水朗、作曲は草笛圭三。
[編集] 民謡「男なら」との関係
山口県萩市とその周辺で謡われている民謡「男なら」が当時音丸のレコードで全国的に有名になっていたが、それに目をつけて新しく作られた歌である。詞曲ともに民謡「男なら」とは全く別のものであり、民謡「男なら」が元歌というわけではない。また「男なら」の意味も全く異なり、民謡の場合は「私は女だがもしも男であったなら」であり、この歌の場合は「男であるからには」の意味である。
[編集] リバイバル
後年、戦時色のある歌詞を改変して和田弘とマヒナスターズが歌い、こちらもヒットした。昭和30年代から40年代初頭までのリバイバルブームで、例えば島倉千代子が「新妻鏡」(オリジナルは霧島昇と二葉あき子)をカバーしたり、フランク永井が「君恋し」をカバーしたりしたが、この歌も同じである。