玉桂寺
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玉桂寺（ぎょっけいじ）は滋賀県甲賀市信楽町にある高野山真言宗の仏教寺院。山号は秋葉山。
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[編集] 歴史
寺伝によれば奈良時代に淳仁天皇が仮御所として造営した離宮「保良宮」跡に空海が開いたという[1]。後年文徳天皇と後花園天皇の勅願寺に定められた。
[編集] 文化財
- 重要文化財
- 木造阿弥陀如来立像 - 建暦2年（鎌倉時代、1212年）作。像高98.6cm。像内に納入されていた願文（がんもん）により、法然の弟子である源智が法然の一周忌に際して発願したものとわかる。また、同じく像内に納入されていた結縁交名（けちえんきょうみょう）から、数万人の人物がこの阿弥陀像に結縁したことがわかる。作風は快慶風であるが、作者は快慶本人ではなく弟子筋の仏師と推定される。
- 滋賀県指定天然記念物
- 高野槙 - 樹齢500～600年、高さ29m。
[編集] 境内
- 玉樹本堂
- 山門
- 宝篋印塔
- 一願成就大不動明王 - 像高13m
[編集] 札所
- ぼけ封じ三十三観音第5番
[編集] 所在地
〒529-1804 滋賀県甲賀郡信楽町勅旨891
[編集] 交通アクセス
[編集] 参考文献
- 「新指定の文化財」『月刊文化財』213号、第一法規、1981年
[編集] 外部リンク
[編集] 脚注
- ^ 保良宮の跡地は不明であるが、現在の大津市内にあったとする説が有力であり、玉桂寺の境内を保良宮の跡とするのは伝承の域を出ない。
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