片岡幻亮
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片岡 亮(かたおか りょう、1973年6月3日 - )は、日本の格闘家・ジャーナリスト。
拳論所属。米インディアナ州出身。身長193cm、体重105kg。リングネーム:片岡 幻亮
格闘家としてリングに上がりながら、取材活動を続けている珍しいジャーナリスト。K-1、プロレス、キックボクシング、総合格闘技などで試合をしており、格闘技界の内側・外側に精通する。
夕刊フジや週刊朝日、サンデー毎日、実話ナックルズなどで格闘技や社会事件、アングラ話などに関する取材・記事を手がけることが本業。綾瀬女子高生コンクリート殺人事件の犯行少年のその後を追跡したり、オウム真理教の菊池直子についても海外取材を行っている。プロレス・格闘技に関しては過去、ナイタイスポーツなどで現場記者を行っており、自らが出場するプロレス興行で試合と取材とを兼任していたこともあった。DDTプロレスリングの地方興行において、試合中に失神KOされた際は、その興行を報じた記事では当該試合以降のレポートが書かれていなかった、という逸話もある。最近の格闘技取材はプロボクシング中心で、特に亀田三兄弟に関してはデビュー間もない2004年から問題を指摘した批判記事を連載、夕刊フジでも同様の記事や連載コラムを配信しているため、テレビのニュース番組、ワイドショー番組にも多数出演し事態の内幕を語っている。そのため、亀田家からは名指しで取材拒否を受けている。
学生時代からしばらくキックボクサーとして試合を続け、アメリカ在住時代にはタイトル獲得経験もある。プロレスラーとしてはWAR、オリエンタルプロレス、新格闘プロレス、喧嘩プロレス二瓶組などに所属。当初はマスクマン「幻(まぼろし)」として登場した。2002年にはプロレス活き活き塾・無限の旗揚げ記者会見にナイタイスポーツの記者として登場したが、マッチメークにケチつけをして団体代表である久世和彦塾長と論争になったことからバトルに発展。ついに流血に追い込む、というアングルで試合登場に至り、同団体のトップヒールとして話題を提供した。旗揚げ戦のメインイベントではブック無視で対戦相手の佐野直を失神させてしまい「打ち合わせのないプロレスっていいね」と発言したことで週刊プロレスの鶴田倉朗記者にその場で「今後一切掲載拒否する」と罵られている。
またK-1に数回の出場歴があり、1998年12月13日「K-1 GRAND PRIX '98 決勝戦」(東京ドーム)においては、鈴木政司に1R1分25秒TKO負け。最近はプロレスから格闘技の世界に戻って地味に小さな興行などで試合出場を続けており、ムエタイ元ラジャダムナンジュニアフェザー級王者のテーワリットノーイSKVに判定負け。サンボ王者の鈴木光浩に一本勝ちなど。
妹はタレントの片岡優香である。
[編集] 外部リンク
- 拳論★取材戦記 - 片岡亮、堀田春樹、藤堂香貴、ハイセーヤスダ4人の記者によるブログ
[編集] 主な著書
- 『マッキントッシュPage Maker4.5J入門』
- 『スポーツマスコミが隠し続ける「あの事件」の闇と真相』
- 『芸能界黒い噂の真相』
- 『死の真相―有名人50人のDEATH REPORT』
- 『危ないミクシィ―大流行!SNSの闇』
- 『アイドルタブー黒い噂の真相』
- 『消えた殺人者たち』
- 『劇画死の真相』
- 『恐怖の都市伝説』
- 『THE 都市伝説』
- 『最凶怪奇譚こわい話』
- 『日本恐怖伝説』
- 『日本怪奇伝説』