満開!ピープルテレビ
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満開!ピープルテレビは、朝日放送製作で1987年10月-12月にテレビ朝日系(ただし、一部地域除く)で火曜日21時から21:54に放送されたコンプレックスバラエティー番組である。吉本興業製作。
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[編集] 概要
同番組は、関西を拠点に活動する桂三枝、横山やすし、西川きよしの3人がそれぞれ持ち番組を1本ずつ担当していた。当初は3本放送されていたが後に2本に縮小された。
[編集] 主なコーナー
[編集] 「三枝の嫁入り前はワシの物」
桂三枝・野沢直子が司会の結婚前の女性とその父親の三組を対称にしたクイズ・ゲームコーナー。最終ゲームのパターゴルフで勝てばハワイ旅行がもらえた。出場者紹介のナレーションを福井敏雄(故人)が務めた。
[編集] 「やっさんの愛の子供劇場」
横山やすしが朗読者で子供達に絵本を読み聞かせるコーナー。やすしが子供達に読み聞かせる事は出来たもののエンディングで子供達が騒ぎ出す等が多かった。
[編集] 「きよしの恋の人間ルーレット」→「やすし・きよしの恋の人間ルーレット」
西川きよし・西川弘志が親子司会の恋愛バラエティー。男性2人と女性7人が出場。カゴ型ボールの男性が入り、止まった数字の前の女性に告白をし、成立か不成立かを決めるスイッチを押して、成功すればカップル成立、成功しなかった場合は、罰ゲームとしてカゴ型ボールに入れられさらし者で外で公開される。告白成功時のデートの行き先を決めるパネルがあり、3つの内、1つがたこ焼き屋の屋台でデートだった。たこ焼き屋の屋台でのデートが行き先に選ばれるとは、在阪放送局製作のバラエティー番組らしい商品だった様である。後に「やすし・きよしの恋の人間ルーレット」にリニューアルし、やすしも司会に加わった。男性3人と女性5人になり、予選に勝てばルーレットに挑戦出来るルールに改変された。やすしに似たチンピラ風の人形が設定され、それに止まってしまえば、即刻罰ゲームのさらし者にならなければならなかった。
[編集] わずか3ヶ月で打ち切り
しかし、フジテレビ系のなるほど!ザ・ワールドや日本テレビ系の火曜サスペンス劇場などといった人気番組に視聴率の面で苦戦し、また更にやすしのコーナーが余りにも不評であった為、廃し「恋の人間ルーレット」のコーナーにやすしを転籍させるなどてこ入れを図るも3ヶ月で打ち切りとなる。
この後の番組が「旅はデリシャス」と言う旅番組になり、その終了後にスタートしたのが2時間ワイド番組の火曜スーパーワイドである。
[編集] 番組の移り変わり
テレビ朝日系 火曜21時台(当時はABCの制作枠) | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
満開!ピープルテレビ
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