湧別駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
湧別駅 | |
---|---|
ゆうべつ - Yūbetsu | |
◄四号線 (1.9km)
(km) ►
|
|
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | 名寄本線 |
キロ程 | 4.9km(中湧別起点) |
所在地 | 北海道紋別郡湧別町栄町 |
電報略号 | ユツ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1916年(大正5年)11月21日 |
廃止年月日 | 1989年(平成元年)5月1日 |
備考 | 名寄本線廃線に伴い廃駅 |
湧別駅(ゆうべつえき)は、北海道紋別郡湧別町栄町に存在した北海道旅客鉄道(JR北海道)名寄本線の鉄道駅(廃駅)である。電報略号はユツ。
目次 |
[編集] 概要
中湧別駅から分岐する支線の終着駅となっていたが、この区間は末期には列車本数が朝夕の2往復しかなく、国鉄時代には清水港線(1往復/日)に次いで旅客列車の少ない区間として鉄道ファンに知られていた。
しかしその様な駅でありながら、1986年11月1日国鉄ダイヤ改正まで駅員が配置されており、その後廃止時までは簡易委託駅となっていた。
[編集] 構造
廃止時は、木造駅舎と片面ホーム1本だけの駅であった。なお、中湧別~湧別間には四号線駅(国鉄時代は仮乗降場)が存在したが、国鉄時代は事前に車掌へ降車する旨を伝えておかないと、乗降場を通過して運行することがあった。
[編集] 歴史
- 1916年(大正5年)11月21日 - 国有鉄道湧別軽便線(後の名寄本線)の下湧別駅(しもゆうべつえき)として開設。一般駅。
- 1954年(昭和29年)11月10日 - 湧別駅に改称。
- 1978年(昭和53年)12月1日 - 貨物取扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物取扱い廃止。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 簡易委託駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 1989年(平成元年)5月1日 - 名寄本線廃止により廃駅となる。
- 日付不明 駅舎解体
[編集] 駅跡
湧別消防署が建っている。
[編集] 隣の駅
- 北海道旅客鉄道
- 名寄本線(支線)
- 四号線駅 - 湧別駅
[編集] 関連項目
名寄本線(廃線) |
---|
名寄 - 中名寄 - 上名寄 - 矢文 - 岐阜橋 - 下川 - 二ノ橋 - 幸成 - 一ノ橋 - 上興部 - 西興部 - 六興 - 中興部 - 班渓 - 宇津 - 北興 - 興部 - 旭ヶ丘 - 豊野 - 沙留 - 富丘 - 渚滑 - 潮見町 - 紋別 - 元紋別 - 一本松 - 小向 - 弘道 - 沼ノ上 - 旭 - 川西 - 中湧別 - 北湧 - 上湧別 - 共進 - 開盛 - 北遠軽 - 遠軽 湧別支線:中湧別 - 四号線 - 湧別 |