渡辺位
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渡辺 位(わたなべ たかし、1925年 - )は、韓国江原道生まれの児童精神科医。元国立精神・神経センター国府台病院児童精神科医長。
日本医科大学卒。不登校問題の黎明期から、様々な不登校の子どもたちと接する中で、当初は「学校に行かれるようにしなければ」と考えていたが、「子どもが学校に行かないのはそれなりの理由がある」ということに気付き、不登校を「悪いこと」と考えるのではなく、子どもが様々な可能性を発展させていく契機となると主張するようになった。
奥地圭子が主宰するフリースクール、東京シューレとの関わりも深く、国府台病院を定年退職後は不登校に関わる執筆・講演などで活躍している。
[編集] 主な著作
- 『不登校は文化の森の入口』東京シューレ出版 2006年刊
- 『自然に学ぶ子育て―登校拒否の子と親から教えられたこと』教育史資料出版会
- 『不登校のこころ―児童精神科医40年を生きて』 教育史資料出版会
- 『子どもはなぜ学校に行くのか―子育ては「個育ち」』教育史資料出版会
- 『登校拒否・学校に行かないで生きる』 太郎次郎社
- 『児童精神科―親も教師も考えたい「登校拒否の心」』プレジデント社