海老名北ジャンクション
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海老名北ジャンクション(えびなきたじゃんくしょん)は、東名高速道路とさがみ縦貫道路(首都圏中央連絡自動車道)を結ぶJCT。2008年完成を目標に中日本高速道路株式会社が建設をすすめている。
主要なICである厚木ICと、相模川をはさんで約1kmしか離れていないので、集散路を作る。
[編集] 集散路
海老名北JCTと厚木ICの間の区間で、東名高速道路本線の外側に設置する、片側2車線の連絡路である。
東名下り線を例に説明する。集散路がない場合、海老名北JCTを通過すると、左からは圏央道からの車両が合流してくるが、同時に東名本線から厚木ICへ向かう車両は左車線に集中する。現状でも厚木ICを利用する車両は多く、上下線とも渋滞が発生していることから、海老名北JCTの新設により渋滞の悪化や事故の増加が懸念される。
そこで、海老名北JCTと厚木ICの間に、片側2車線の道路(集散路)を設ける。海老名北JCTから東名下り線に向かう車は、すぐには東名本線に合流せず、東名本線外側に並行する集散路を走行する。集散路は厚木ICの出口車線を跨ぎ越し、厚木IC入口からの合流車線とともに東名本線へ合流する。このため、圏央道から東名本線へ向かう車両は、厚木ICで降りる車両が降りた後に合流することになり、混雑緩和や安全性向上を図ることができる。また、集散路から厚木ICへ降りるランプも設置するため、圏央道から厚木ICへ向かう場合も東名本線を経由しない。
上り線も同様の構造であるため、東名上り線や厚木ICから圏央道へ向かう車両は、集散路を経由することになる。
[編集] 隣
- さがみ縦貫道路(首都圏中央連絡自動車道)
- (22)寒川北IC - (30)海老名南JCT - (31)海老名北JCT - (32)海老名北IC