津軽こけし館
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津軽こけし館(つがるこけしかん)は、青森県黒石市大字袋字富山72番地1にあるこけしの展示施設である。全国のこけしが展示されている。
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[編集] 概要
青森県津軽系こけしをはじめ、全国11系統のこけし約3000点や、約5,000点もの木製玩具の展示もされている。他に、1億円の純金・純銀こけし、日本一の大きさを誇る197cmのこけし、棟方志功が絵付けをしたこけしの展示もある。また、こけし工人の実演の見学、こけしの絵付け体験も可能である。
隣接施設では、津軽伝承工芸館がある。
[編集] 純金・純銀こけし
[編集] 純金こけし
純金こけしは、黒石市民が応募したアイデアに基づき、ふるさと創生事業の資金により1億円で製作され、純度99.99%、重量が58.378kg、高さが50cm。
[編集] 純銀こけし
純銀こけしは純金こけしと一対にするためにつくられたこけしである。値段は825,078円である。
[編集] 両こけしの売却
黒石市の財政難が著しく、このこけしを入札、売却する提案が出され、平成19年11月30日に1億9000万円相当で落札された。また、落札者側は、このこけしを何らかの形で展示することも考えているとも述べている。[1]