歴史文学賞
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歴史文学賞 (れきしぶんがくしょう) は、日本唯一の歴史小説専門の文学賞である。
1976年より毎年開催され、主宰は雑誌『歴史読本』の発行元として知られる歴史図書専門出版社の新人物往来社。
後に直木賞を受賞した杉本章子のデビューや宮部みゆきが広く注目されるきっかけとなったことで知られる。
2008年度の募集は中止。時期は未定だが、リニューアルして再開予定。
[編集] 受賞者一覧
- 第1回(1976年)三木一郎『重い雨』
- 第2回(1977年)松本幸子『閑谷の日日』
- 第3回(1978年)該当作なし
- 第4回(1979年)霜川遠志『八代目団十郎の死』
- 第5回(1980年)泉淳『火田の女』
- 第6回(1981年)川上直志『氷雪の花』
- 第7回(1982年)該当作なし
- 第8回(1983年)篠田達明 にわか産婆・漱石
- 第9回(1984年)高市俊次『花評者石山』
- 第10回(1985年)内村幹子『今様ごよみ』
- 第11回(1986年)浅田耕三『首化粧』
- 第12回(1987年)該当作なし
- 第13回(1988年)江宮隆之『経清記』
- 第14回(1989年)該当作なし
- 第15回(1990年)狩野あざみ『博浪沙異聞』
- 第16回(1991年)鳴海風『円周率を計算した男』
- 第17回(1992年)風野真知雄『黒牛と妖怪』
- 第18回(1993年)梓澤要『喜娘』
- 第19回(1994年)東秀紀『鹿鳴館の肖像』
- 第20回(1995年)風来某『孤愁の仮面』
- 第21回(1996年)別所真紀子『雪はことしも』
- 第22回(1997年)間真里子『天保の雪』
- 第23回(1998年)渡辺房男『桜田門外十万坪』
- 第24回(1999年)城野隆『妖怪の図』
- 第25回(2000年)乾浩『北夷の海』
- 第26回(2001年)松浦節『伊奈半十郎上水記』
- 第27回(2002年)植松三十里『桑港にて』
- 第28回(2003年)岩井三四二『村を助くは誰ぞ』
- 第29回(2004年)葉室麟『乾山晩愁』
- 第30回(2005年)金重明『三別抄耽羅戦記』
- 第31回(2006年)野田真理子『孤軍の城』
- 第32回(2007年)賀名生岳『風歯(ふうし)』