楽園のトリル
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『楽園のトリル』(エデンのトリル)は、藤田麻貴による日本の少女漫画作品。
『プリンセス』(秋田書店)にて連載中。2008年現在、単行本は3巻まで刊行されている。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]
目次 |
[編集] あらすじ
自他ともに「不幸体質」と認める鹿谷律。高校入学を機に不幸体質脱出を目指すが、ある日、超問題児・篁映里を踏んでしまう。ストレスから解放されるために寮に入るが、そのせいでさらなる受難を被ることに……。
[編集] 登場人物
- 鹿谷 律(かのや りつ)
- 高校1年の16歳。自他ともに認める不幸体質で、お嬢様育ちの義母や双子の弟の面倒を見ていたせいで胃潰瘍になり、両親の転勤を機に寮にはいることを決める。しかし女子寮(月花寮)が空いていなく、特別寮(天宮館)に入ることとなり、同時に音楽科に転科。天宮館では「ペア制度」がとられていて、律のペアは篁映里。
- 篁 映里(たかむら えいり)
- 律のペア。音楽科2年。コンクールでも入賞するほどの天才だが、授業をサボったり、女の子をとっかえひっかえしたりする、問題児である。
- 奈良 秀嗣(なら ひでつぐ)
- 天宮館の寮長。3年。彼の兄弟たちの中で一番映里と年が近いため映里の世話役になった。映里の悪行を寮長権限で揉み消していたが、それも自分の卒業までであるため、彼を管理できる人間を探していたところ、律に出会う。同室は小野啓太。
[編集] 皇稜学園高等部
普通科・音楽科・情報科があるが、基本的にはそれぞれ専門の棟に分かれているため、アンテナが低ければ他の科のことはまるで分からない。通学困難者のために寮が完備されていて、男子寮(日輪寮)・女子寮(月花寮)・特別寮(天宮館)の3つがある。
[編集] 天宮館
「やんごとなき血筋の方々」が「凡人に見下ろされるのは我慢がならない」と言ったために山の頂上に造られており、映里に教えられるまでエレベータの存在を知らなかった律は長い階段を毎日上り下りしていた。プライベートを重視する造りになっていて、自室でほとんどのことは済ませられる。シェフがいるが自炊は可能である。ペア同士は同室。メイドがいる。選ばれた生徒しか入れないとされているが、女子寮がいっぱいのため律はここに入ることとなった。
以上で物語・作品に関する核心部分の記述は終わりです。