森武麿
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森 武麿(もり たけまろ、1945年 - )は、日本の歴史学者。専攻は日本近現代経済史・農村社会史。一橋大学経済学部教授。経済学博士(一橋大学、1999年)。岡山県出身。
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[編集] 来歴・人物
疎開先の岡山県で生まれ、すぐに福岡に移り、東京で育つ。
1968年、一橋大学経済学部卒業。1975年、一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。大学・大学院では永原慶二・中村政則に師事する。
1975年、駒沢大学経済学部専任講師となり、1979年に助教授、1985年に教授となる。1999年、母校・一橋大学の教授となる。
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『日本の歴史20 アジア・太平洋戦争』(集英社、1993年)
- 『50年目の証言―アジア・太平洋戦争の傷跡を訪ねて』(集英社、1995年)
- 『戦時日本農村社会の研究』 (東京大学出版会、1999年)
- 『戦間期の日本農村社会―農民運動と産業組合―』(日本経済評論社、2005年)
[編集] 監修
- 『ポプラディア情報館 アジア・太平洋戦争』(ポプラ社、2006年)
[編集] 編著
- 『近代農民運動と支配体制―1920年代岐阜県西濃地方の農村をめぐって』 (柏書房、1985年)
- 『おだわらの歴史』(小田原市立図書館、2007年)
[編集] 共著
[編集] 共編著
- (西田美昭・栗原るみ)『栗原百寿 農業理論の射程』(八朔社、1990年)
- (大門正克)『地域における戦時と戦後 庄内地方の農村・都市・社会運動』(日本経済評論社、1996年)