棋士総会 (将棋)
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棋士総会（きしそうかい）は、社団法人（公益法人）である日本将棋連盟が行う、民法60条などに定められた総会のことである。
日本将棋連盟において「社員」は正会員である棋士であるため、総会は「棋士総会」と呼ばれる。女流棋士、奨励会員、指導棋士らは連盟の正会員ではなく、総会に参加する権利を持たない。
棋士総会は年に1回、順位戦が開始される前の5月ごろに行われる。その他重要な議決が発生したときは、臨時の棋士総会が開かれることもある。
棋士総会では連盟の理事の改選を行う（任期は2年）ほか、連盟の制度を決定するため、重要な機関である。
[編集] 過去に棋士総会で決定した議決事項
- 1976年 - 臨時総会で名人戦の主催が朝日新聞社から毎日新聞社に移ることが承認される。
- 2005年 - 瀬川晶司のプロ編入試験を実施することが決定する。
- 2006年 - 名人戦の移管問題についての議決。毎日新聞社の条件を受けて臨時総会で毎日との契約を継続するかどうかを表決で決定する。臨時総会において、毎日側の提案を否決。
- 同年 - アマチュア選手のプロ編入制度が正式に承認される。
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