ノート:栄養的分類
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この項目に於ける化学合成生物というよう語について伺います。この言葉は、化学合成を行なう生物ではないのですか?もし、化学合成とは別に、化学合成生物という語があるのであれば、化学合成を行なう生物は、ここの分類からは外れてしまいます。また、もし、化学合成生物という語が、化学合成を行なう生物という意味であれば、動物は明らかにこれから外れます。そのあたりの事、お教えいただければ幸いです。--Ks 2006年8月28日 (月) 17:19 (UTC)
- あらためまして、読んでいてやはり疑問があります。とりあえず光合成ですが、この文ですと、真核植物は光合成生物ではありますが、ミトコンドリアを持っている以上、化学合成生物でもあることになりませんか?あるいは、これは僕の間違いかも知れませんが、葉緑体で合成されるATPは炭酸同化に使われるのですよね?で、その有機物を呼吸基質として生活していると言うことから考えれば、むしろ化学合成生物になってしまいませんか?いずれにせよ、この二分法は成立しない気がします。この点、いかがでしょう?--Ks 2007年1月18日 (木) 05:07 (UTC)
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- すみません、そこは読み飛ばしてました。もうちょっと考えます。どうもありがとうございました。--Ks 2007年1月19日 (金) 06:12 (UTC)
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[編集] 改めて
化学合成について、確かに以前の私の認識が間違っていたことはだんだん分かって来たところです。しかしながら、やはり気になるので、改めてご意見を伺いたいと思います。
- 化学合成はATP合成に化学エネルギーを使うこと、したがって、炭素同化の為に光の代わりに化学エネルギーを使うことではないことは分かりました。改めて考えると、私がそう認識していたのは、一つには高校生物の教科書のせいです。そこでは光合成の後ろに、光を使わない方法として化学合成という語が使われています。もちろん、高校の教科書が参考文献としては力があるものではあり得ませんが、一般の人間にとっては高校生物は生物学に関する最終学歴であり得ます。その点は考慮すべきではないでしょうか。
- 化学合成が光合成に於ける光の代わりに化学エネルギーを使う、と言う意味ではないわけですが、しかし、化学合成が光合成の代わりに有機物生産の役割をはたす、と言う使い方はあるような気がします。具体的には、熱水鉱床の生物群に関してです。たとえば『無脊椎動物の多様性と系統』のハオリムシの項には化学合成生態系の語があります。また、手元にある本が偏っているのでなんですが、東海大学出版の『美ら島の自然史』という本にも、それに関する章があり、そこでは化学合成生態系、あるいは化学合成細菌という語が、化学合成独立栄養の意味で使われています。そこでは、また光合成に代わる有機物合成の手段としての化学合成という語が使われているところもあります。ですから、化学合成独立栄養の意味で化学合成を使う例はあると思うのです。少なくともそのような使い方への解説は入れるべきではないでしょうか。
- また、独立栄養、従属栄養は生態学関連ではあちこちに出て来る言葉なのに、それが全てこの項に飛ばされるのでは、言葉の意味をひらいにくいのではないでしょうか。
以上、ご意見を伺いたいと思います。--Ks 2007年3月17日 (土) 13:46 (UTC)
- Juanitaです。Wikipediaをあまり見なくなってしまったため、2ヶ月遅れの回答申し訳ありません。
- 高校生物を加味すると言う点に関してですが、その課程では微生物学領域は存在していなかったと記憶しています。現在の状況は良くわかりませんが、『高校生物においては化学合成と言う用語は光エネルギーを用いない炭酸同化を意味する』と言う一文が精確であるとは思えません。したがって考慮すべきではないと個人的に思います。光合成と言う用語が炭酸同化まで含めて解説されているという点では、化学合成にもそうした解説が必要なのかもしれませんが。
- 2点目も同様の指摘(光合成が炭酸同化を含めるため、化学合成にもそのような意味を持たせる)ですが、私の意見は1.に述べた事と同様です。化学合成生態系や化学合成細菌がどのような文脈で使用されているかわかりませんが、そのような本では、化学合成独立栄養細菌などというくどい専門用語は避けられる傾向にあると思います。
- 独立栄養や従属栄養がそのようにRedirectされているのは個人的に好ましいとは思えませんが、記事の拡張性が期待できないのであれば仕方がないかと思います。生物学用語辞典等ではそれぞれ用語の解説があるのでそれに添った形でRedirectは解除していけば良いのではないでしょうか。
- 以上、ご意見させていただきました。Juanita 2007年5月10日 (木) 15:45 (UTC)