未来遊園地
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未来遊園地(みらいゆうえんち)は、2007年9月28日及び2008年3月28日にテレビ朝日系列の金曜ナイトドラマ枠にて放送された単発ドラマ。
- 未来遊園地~幽霊少女と観覧車~
- 未来遊園地II~馬泥棒とメリーゴーラウンド~
目次 |
[編集] 登場人物
- 長谷部達也(田中直樹)
- この物語の主人公。最初の頃はお金のことにしか興味は無く、遊園地を売りさばくことばかり考えていた。しかし、ニューヨーク株暴落による損失の責任を負わされ解雇。さらには彼女にまで、「距離を置こう。」とまで言われてしまう。これをきっかけに考えが変わり、唯一の居場所である遊園地を守り立てようと奮闘し始める。母親に対して、複雑な感情を抱いている。
- 三浦真由(片瀬那奈)
- 夢ヶ丘遊園の従業員。
- 幽霊の少女(夏未エレナ)
- 遊園地に取り付く幽霊の少女。遊園地から逃げることの出来ない存在。達也以外の人間には、その存在を知覚出来ない。暖かく、おせっかい焼きで達也の世話を焼きたがる。遊園地では、観覧車がお気に入り。
- 江崎佳奈美(ちすん)
- 達也の彼女で、テレビ局のアナウンサー。やたら言葉をかむ。
- 長谷部幸子(松永京子)
- 達也の母親。
- 梅村(サンプラザ中野)
- 掃除のおじさん。
- 尾藤(東幹久)
- 金融会社社長。
- 園田(中原丈雄)
- 夢ヶ丘遊園の副園長。
- タケコ(大谷英子)
- マチコ(井川あゆ子)
- 犬飼(尾上寛之)
- 取り立て屋。
- 牛島(岡本義寅)
[編集] ロケ地・その他
- ロケ協力:群馬県桐生市、桐生が岡公園遊園地
- このドラマでは、特定の場所をただロケ地に使うだけではないもう一つの試みがなされた。それは、「番組スポンサーが遊園地内の一部施設の改装費用も出資する」ということだった。これにより実際の遊園地が本当に改修されることとなった。当然、その場限りのセットではなくパーマネントである。
- ドラマ中、番組のスポンサーである日産のCMを、ドラマの出演者が、あたかもドラマのワンシーンであるかのように演じる「インフォマーシャル」の試みもなされている。
- その他協力:わたらせフィルムコミッション、有鄰館ほか
[編集] スタッフ
- 企画協力:朝倉雅彦(博報堂DYメディアパートナーズ)
- 構成:小原信治
- CMディレクター:及川博則
- チーフプロデューサー:桑田潔
- プロデューサー:奥住尚弘、菊池誠(アズバーズ)
- 脚本:朝倉寛
- 演出:常廣丈太
- 選曲:石井和之(スポット)
- 音楽制作:レガートミュージック
- スタントコーディネイター:剱持誠
- 技術協力:ソニーマーケティング
- 協力:テイクシステムズ、テレビ朝日クリエイト、共立照明、ブル、K&L、黒澤フィルムスタジオ、オムニバス・ジャパン
- 制作協力:アズバーズ
- 制作:テレビ朝日
[編集] 遅れネット局
[編集] 視聴率
- パートI:7.9%
- パートII:6.3%
(関東地区、ビデオリサーチ調べ)