春嵐
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春嵐(はるあらし)とは架空戦記『紺碧の艦隊』に登場する架空の水上戦闘機である。なお、劇中では『しゅんらん』と読まれることがあるが本項では最初に登場するレシプロ機を前者で呼び、後から登場するジェット機を後者で呼ぶ。
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[編集] 特徴
本機は最初、紺碧艦隊所属潜水艦『潜伊500型』の艦載機として泰山航空工業で、他の紺碧艦隊艦載機である水上攻撃機『雷洋』、水上電子偵察機『星電改』と共に開発、製造された。名前は前世日本海軍潜水艦『伊四〇〇型潜水艦』および『伊一三型潜水艦』に搭載されていた水上攻撃機『晴嵐』に由来している。晴嵐より対艦・対地攻撃力を削った代わりに航空戦闘力を重視した機体だが、爆撃機としての能力も有している。また飛行時の空気抵抗を抑えるためフロートを引込式にしているのも大きな特徴である。後に紅玉艦隊に所属する航空特殊戦艦『筆汁芭斤(ペンシルバニア)』、『根婆汰(ネバダ)』の艦載機としても使用された。
[編集] 諸元
- 全幅:12.37m
- 全長:10.598m
- 自重:2675kg
- 最高時速:590km/h
[編集] 武装
- 20mm機関砲:1
- 13mm機関砲:2
- 250kg爆弾:1
[編集] 春嵐改
20㎜機関砲を2門に増やし攻撃力を向上した型。
[編集] 噴式春嵐
噴式春嵐(ふんしきしゅんらん)とは架空戦記『紺碧の艦隊』に登場する架空の水上ジェット戦闘機である。
[編集] 特徴
本機は母艦『潜伊500型』の照和20年の第一次改装に合わせて配備された新型水上戦闘機である。後に雷洋に代わって『特潜伊601 富嶽号』の艦載機としても使用されている。
[編集] 諸元
- 全幅:8.22m
- 全長:10.96m
- 自重:4050kg
- 最高時速:850km/h
[編集] 武装
- 30㎜機関砲:2
- 178㎜噴進弾8基ないし250kg爆弾1発を装備可能
[編集] メディア毎の相違点
コミック版では20㎜機関砲が4門(胴体:2 主翼内:2)になり、OVA版では外観が晴嵐と同様液冷エンジンの採用で流線型となり爆弾は2発に増え主翼に取り付けられている。また噴式春嵐はOVAでは噴進弾は使用しなかった。