早川一光のばんざい人間
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早川一光のばんざい人間(はやかわいっこうのばんざいにんげん)は、1987年10月よりKBS京都ラジオで放送中のシニア向け情報番組である。
2008年4月現在の放送時間は、毎週土曜日の6:15~8:25。終了時間は時期により多少の変動があるが(最も早い時で8:10終了、遅い時で8:30終了)、6:15開始は一貫している。
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[編集] 概要
放送1000回を超えた、20年以上に渡って放送されている長寿番組である。
毎週KBS京都に聴取者を集めて、公開生放送を行っている。早朝6:15という早い時間ながら、多くの聴取者が詰め掛ける。参加した聴取者の氏名は記録されていて、15回参加するごとに、番組内で表彰される。その中には、優に100回を超える参加者も多くいる。
なお、メインパーソナリティは早川一光(-かずてる)だが、番組のタイトルコールやジングルでは、早川一光(-いっこう)と読まれているため、番組タイトルは「いっこう」だと思われる。
[編集] パーソナリティ
[編集] 過去
- 北出真紀恵(フリーアナウンサー、東海学園大学人文学部専任教員)
[編集] タイムテーブル
放送時間は概ねの目安。
- 6:15 オープニング
- 竹上のタイトルコール・テーマ曲に続き、早川と参加者が元気良く「おはようございます!」と挨拶。その後竹上も参加してのオープニングトークをはさんで、後述の「いきいきシニア白書」のアンケートテーマの発表。
- 6:22 今朝の童謡
- 懐かしい童謡を紹介、曲の後にはその歌にまつわるエピソードも紹介する。
- 6:26 みんな元気!
- 冒頭早川が「みんな元気!?」と叫ぶと、参加者が「はーい!!」と返すのが恒例。毎週一般のリスナーに電話でインタビューするコーナー。
- 6:35 びっくり仰天講座
- まず冒頭に参加者が、「校歌」として「手のひらを太陽に」の1番を、竹上のピアノ伴奏に合わせて合唱する。その後早川と参加者がやり取りする形で、人生観や世論の流れなどについて考える。201回目以降は「総合人間学のススメ」というサブタイトルがついている。コーナーの終わりには、先述した参加者の15回ごとの表彰を行う。表彰の際には参加者が簡単なスピーチを行うが、表彰者が多かったりスピーチが長引いたりすると、この後の「広がれ!ぼけない音頭の輪」が7時台にずれ込むことがある。
- 6:47 広がれ!ぼけない音頭の輪
- 参加者が「広がれ!広がれ!広がれ!広がれ!ぼけない音頭の輪」と叫んだ後、番組オリジナルの歌「ぼけない音頭」を流す。以前は老人ホームや自治会などの希望する団体に、曲のCDもしくはカセットテープと歌詞カード、踊りの振り付けカードがプレゼントされていた。
- ニュースコーナー。原稿読みは竹上が担当し、最後に早川が気になったニュースについてコメントする(参加者にコメントを求めることもある)。かつては単に「ニュース第一便」のタイトルだけだったが、愛眼がスポンサーについてからは「京都新聞ニュース」のクレジットもあわせて読まれるようになった。
- 6:55 天気予報
- サブタイトルとして「元気予報」がついている。コーナーの最後に竹上が「それではそろそろお出かけの皆さん、今日も元気で行ってらっしゃい!」というと、参加者も「行ってらっしゃーい!」と叫ぶ。なおかつてはキユーピーがスポンサーとしてついていた。
- 7:00 通勤お出かけ情報
- JR・私鉄の運転状況と、名神高速道路の渋滞状況を伝える(事実上土曜日最初の「KBS京都交通情報」に当たる)。以前は「通勤通学情報」のタイトルだったが、公立学校の完全週休二日制実施に伴い、2002年4月から現在のタイトルに変更された。
- 7:02 わらじ医者よろず診療所
- リスナーから寄せられた医療に関する相談を、早川や専門の医師が回答する。
- 7:13 昭和音楽かわら版
- リスナーから寄せられた、昭和時代(主に戦後から1970年代が中心)の流行歌のリクエストに応える。曲の後には、その曲が発売された年の時代背景も紹介される。なお曲が掛かっている最中は、スタジオ内でも参加者のうち数名が前に出て一緒に歌っている。
- 7:18 いきいきシニア白書
- スタジオの参加者やリスナーから、毎週テーマに沿ったアンケートを採り、その結果を発表する。コーナー冒頭に「今朝のスタジオの知恵袋さんは○○人」と参加者の人数を発表している。
- 7:25 おじいちゃんおばあちゃん観察日記(提供:月刊茶の間)
- 小学生によるおじいちゃん・おばあちゃんについての作文の朗読。冒頭に参加者が最近思っていることを話した後、作文の朗読、そして参加者が作文の感想を述べる。
- 7:31 先生!聞いてーなー
- 通常はお知らせコーナーだが、まれにリスナーから寄せられたメッセージや質問を紹介することがある。冒頭北出がタイトルコールすると、早川は「はい!よく聞いております。」と返すのが恒例。更に竹上が「ほんまに聞いてますかぁ?」と突っ込むことが時々ある。
- 7:38 なるほどジャーナル(提供:ニュードライバー教習所)
- 高齢者や医療に関する話題を、関係者へのインタビューを交えて紹介する。この枠はもともと「日産フラッシュジャーナル」→「日産ラジオナビ」のタイトルで放送されてきたが、2006年3月で日産自動車が土曜日のスポンサーから撤退したため、内容はそのままに現在のタイトルに変更された。
- 7:50 ニュース第二便(京都新聞ニュース、提供:メガネの愛眼)
- 構成は「第一便」と同様だが、ニュースの内容が「第一便」と異なっている。
- 7:56 お出かけ気象情報
- この枠の天気予報は、日本気象協会関西支社の気象予報士による解説。ここを担当した気象予報士は、この後毎日放送の「ありがとう浜村淳です土曜日です」の天気予報も担当する。
- 8:00 早川一光のお脈拝見(提供:KBS京都アクセスクラブ)
- 週により内容が異なり、「なるほどジャーナル」同様、高齢者や医療に関する話題を紹介する週と、お知らせコーナーになる週がある。前者の場合は一つの内容を、「なるほどジャーナル」とこのコーナーの2部形式で放送することもある。後者の場合はノンスポンサーとなり、この後の「ぼけない土曜塾」の時間が繰り上がる。
- 8:09または8:04 ぼけない土曜塾
- 生活に関する情報を、専門の講師を迎えて紹介する。番組が8:15終了時代までは、同じ内容で「気分は青春!死ぬまで勉強」というコーナーが放送されていたが、8:10終了に短縮された際にコーナー廃止となり、再拡大されたときにこのコーナーが設定された。
- 8:17 ばんざい!歌声喫茶
- 懐かしい童謡や唱歌を、スタジオの参加者が合唱するコーナー。先述の「早川一光のお脈拝見」が8:09頃まで放送の場合は休止となる。
- 8:22 エンディング
[編集] 備考
- 2005年3月まで放送されていた「朝の歳時記」(中部日本放送製作、現在の「通勤お出かけ情報」の直後に放送)では、北出のタイトルコールの後、参加者が「それでは川久保潔さん、今朝もよろしくお願いしまーす!」と叫び、川久保のネット局向けコメントにつないでいた。