日本寺大仏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
日本寺大仏（にほんじだいぶつ）は、千葉県安房郡鋸南町の日本寺にある大仏である。日本三大大仏の一つと称されることもある。
日本寺は、正式には「乾坤山 日本寺（けんこんざん にほんじ）」といい、725年（神亀2年）に聖武天皇の勅詔により行基によって開かれた古刹である。
目次 |
[編集] 特徴
[編集] 建立の経緯
- 1783年（天明3年）、大野甚五郎英令が門弟27名とともに、岩を彫刻して建立する。
- 建立当時の高さは9丈2尺（約37.7m）。
- 岩を彫刻した大仏であったこともあり、長年の雨風により侵食された。
- 江戸時代末期には著しい破損が発生し、崩壊状態になる。
- 1966年（昭和41年）より修復が行なわれ、1969年（昭和44年）再建立。
- 崩壊箇所等がある関係上、像高は31.0m（約7m減）になる。
[編集] 日本三大大仏
- 大仏として特に有名なのは、「奈良の大仏」と「鎌倉の大仏」である。戦前までは「兵庫大仏」が三番目に数えられていたが、戦時中の金属回収令で取り壊されたため日本全国で三番目を争う状況となっている。
- 日本三大大仏を自ら称している大仏として、「日本寺大仏」を始め、「高岡大仏」「兵庫大仏（再建）」「岐阜大仏」「牛久大仏」「東京大仏」「赤田の大仏」などがある。
[編集] 所在地
- 千葉県安房郡鋸南町元名184（鋸山一帯が日本寺の境内である）
[編集] 交通アクセス
[編集] 外部リンク
 |
この「日本寺大仏」は、仏教関連の書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正して下さる執筆協力者を求めています（ポータル 仏教/ウィキプロジェクト 仏教）。 |  |
