感謝状
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感謝状(かんしゃじょう)とは、部外者による協力、民間人の善意や協力に感謝の意を表し、社会的に表彰するために贈呈する書状のことをいう。
[編集] 表彰状と感謝状
感謝状とは部外の協力者からの善意や協力があった場合、感謝の意を表するために贈呈される。一般的には表彰状の一種といってよい。但し、表彰状は職員や部内者・関係者など一定の職務や義務を滞りなく実行し、その勤務成績や労苦を讃える意味として用いられることが多い。それに対して感謝状は民間人や部外者など職務に関わらず任意の協力に基づく点で表彰状よりも丁重な文面が用いられることが多い。 表彰状の文面が、「よって、ここに表彰する」「～授与する」となるのに対して、感謝状は「よって、感謝状を贈り」、「～贈呈します」と敬語が用いられるのが一般的である。また、表彰状を受けることを受彰などというのに対し、感謝状を受けることを受領ないし謙譲する場合は拝受という。
顕著な例としては、公益のために私財を寄付した場合に、厚生労働大臣ないし寄付を受けた法人の代表者の名で感謝状が贈呈される事例や、犯人逮捕や防犯に功労のあった市民に対する警視総監、道府県警察本部長、警察署長などからの感謝状、消火救急に貢献した市民に対する消防署長などからの感謝状の贈呈がなされるのが一般的に知られたものである。
また、骨髄バンクを介し骨髄ドナーとしての提供者にも、厚生労働大臣より贈られる。但し、実際に贈呈される場合には直接授与ではなくヤマト運輸などで送られてくるので、味気ないと言われている。
