愛河里花子の生臭さラジオ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
愛河里花子の生臭さラジオ(あいかわりかこのなまぐさらじお)は、1998年10月~1999年9月にかけてラジオ日本で放送されていたラジオ番組である。
目次 |
[編集] 概要
- 1998年10月スタート。通称『ぐさラジ』。パーソナリティは“オヤジ”こと、声優の愛河里花子(ラジオ日本 毎週金曜27:00~28:00)。
- 1999年4月、放送時間が1時間から30分に縮小。「ビクターm-serve情報」コーナーのみの登場だったビクターエンタテインメント・アニメーション製作部の宮井紫帆が番組アシスタントとして参加する(ラジオ日本 毎週金曜26:30~27:00)。
- リスナーは「嗅ぎっ子」と呼ばれ、挨拶は「生臭さ!」。番組で読まれた投稿者にはサイン入り葉書が送られ、一番面白かったお便りには週バッジがプレゼントされた(後期では「生臭さ流通センター」で一番面白かったお便りにプレゼント)。スポンサーからのプレゼントはあまり無く、パーソナリティーやゲスト等からの自腹が多い。
- 企画時は『生き埋めラジオ』というタイトルを予定していたが、実際に起きた事故に配慮しタイトルが変更された。
- 1999年10月からはゲストとしてたびたび出演していた高橋美佳子がレギュラーメンバーとして加って、番組名が『里花子と美佳子のぐさラジ』となり、ラジオ大阪でのネットも始まる(毎週土曜23:30~24:00)。ラジオ日本では別番組『里花子と美佳子のぐさラジ2日目』もスタート(毎週金曜26:30~27:00)。
- 公式サイトでは『ぐさラジ3日目』というネットラジオも配信されていた。
- 愛河降板後の2000年7月からは、三重野瞳のマネージャーである川口秀樹(愛称ホモタン)と高橋美佳子が司会の『ビクター生臭大放送 本気モードラジオ(ホモラジ)』と『初夜モードラジオ(シモラジ)』へと移行した。
[編集] コーナー
-
- ・ふつおた&フリートーク
- 普通のお便りを読むコーナー。愛河の真面目な一面がみられる事も。
-
- ・生臭さニュース
- 先週の放送を振り返るコーナー。
-
- ・岩田光央の菜穂ちゃん頑張れ
- 愛河の夫・岩田光央から妻へのエールを収録したテープを流すコーナー。
-
- ・早出し君
- 早出し情報コーナー。
-
- ・CM後の一言コーナー
- コーナー前のトークジングル(?)。後期には声優アイドルの“いづーかまみゆ”の喋りになる。
-
- ・ビクターm-serve情報
- ビクターアニメーション制作部からのお知らせと歌のコーナー。
-
- ・今夜の私を探さないで
- 街で見掛けた愛河を報告するコーナー。
-
- ・生臭さ実験室
- 身近にある生臭いもの愛河が嗅いで評価するコーナー。
-
- ・生臭さ晩ご飯
- 身近にある生臭い物や人の臭いをオカズに愛河がご飯を食べるコーナー。納豆工場や
- リスナー宅での「出張生臭さ晩ご飯」も行われた。
-
- ・シンガーソングライター霊媒師・里花子
- リスナーの魂の叫びを即興で歌にするコーナー。
-
- ・ゲストコーナー
- 声優、歌手、漫画家、雑誌編集者、声優のマネージャーや家族等が登場。
-
- ・岩田家・夜のOKサイン
- 岩田家での夜の夫婦生活の合図を考えるコーナー。
-
- ・生臭さ解放同盟 → 生臭さ流通センター
- 女性のあそこの名前を考えるコーナー。
-
- ・ガッタンの紹介文句 → うなりコーナー。
- これから登場するガッタンを、虚実交えて紹介するコーナー。
-
- ・暗黒姫
- 虫けら(リスナー)が姫に美しい物を報告するコーナーで、読み終えたお便りは
- 破られる。コーナーの間、愛河は何故か眠っている。
-
- ・ナース高中村のドーンといってみよう
- おばあちゃん看護婦がリスナーの悩みに答えるコーナー。孫娘のナマタメハナも
- 登場。採用者には処方箋が送られた。
-
- ・マナ姉のキュンキュンハートルーム
- アニラジ界の超ベテランアイドル“マナ姉”がリスナーの悩み等に答えるコーナー。
-
- ・オヤジ、ガッタンのビクター生臭さ情報
- 瞳と光央の爆発ラジオ内で短期間の出張放送された、ぐさラジ等の宣伝コーナー。
-
- ・CDのキャッチコピー募集
- 愛河のCDアルバム『毒気』発売に際して、キャッチコピーを募集するコーナー。
- 最優秀作が実際に採用された。
-
- ・美佳子の新曲タイトル募集
- 高橋美佳子の新曲のタイトルを募集するコーナー。仮タイトルは『パクってハッピー』。
-
- ・美佳子の生臭さレポート
- 美佳子がリスナーの考えたテーマについて調査報告するコーナー。
[編集] 出演者
[編集] 主なスタッフ
- 阿部浩之(構成作家兼ディレクター)
- 関口和子(ミキサー担当。愛称“セッキー”)
- 中村健一(生臭さ実験物調達、笑い声担当。愛称“ウズラン”)
[編集] エピソード
[編集] キャラクター
- 早出し君:情報を早出しし、果ててしまう。
- 欲しがり君:色々と欲しがる未知なる粘膜。欲し代ちゃん(声:川菜翠))という妹がいる。
- ガッタン:和歌山県出身のガタイの良い女性。肩書きは「我体王」で、テーマ曲を持っている。
- 許婚(きょこん)ズ:公開録音で選ばれたガッタンの許婚の男性達。3号までいる。
- ぐさガール:OHAガールに対抗して結成された女性チーム。
- 暗黒姫:美しいものをコレクションするために宇宙からやってきた姫。決め台詞は「美しいものしか許さない!」。
- ナース高中村:34歳。心の病を分析し処方箋を出す看護婦。決め台詞は「健康ですか~?」
- ナマタメハナ:高中村の孫娘。宇宙人の少女で本名は“ルー・リー”。元ネタは映画『フィフス・エレメント』のヒロイン“リー・ルー”(テレビ放映時に愛河が吹き替えを担当していた)。
- マナ姉:アニラジ界のベテランアイドル。8歳の孫がいる。
- いづーかまみゆ:清純派声優アイドル。モデルになった人物は声優の飯塚雅弓。