平宗実

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平宗実（たいらのむねざね、仁安3年（1168年） - 没年不詳）は、平安時代末期の武士。桓武平氏。平清盛の孫。内大臣平重盛の末子。左大臣藤原経宗の猶子となる。

平氏政権下で土佐守・常陸介などを歴任し、位階も従五位上まで昇った。平家一門の都落ちにも同行せず、都に留まった。平家滅亡後は北条時政に捕縛されたが、甥の六代とともに赦された。『平家物語』では後難を恐れた経宗に追い出され、俊乗坊重源のもとで出家し、高野聖となって生蓮坊と名乗り、その後鎌倉に呼び出されたが下向途中で断食して死んだと記されている。

[編集] 参考文献

角田文衛監修『平安時代史事典』角川書店、1994年。
近藤敏喬編『宮廷公家系図集覧』東京堂出版、1994年。

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カテゴリ: 平安時代の武士 | 平家 | 1168年生

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