師弟
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師弟(してい)とは、師匠(ししょう)と弟子(でし)の事を指す。
道場や教室に入門する場合、指導役のトップの地位にいる人が自分の師匠になる。
伝統的な世界では、業界に入る際にベテランの先輩と師弟関係を結び、弟子にしてもらう事から始まるケースも多い。弟子は師匠の送り迎えや買い物の使い走りなど、身の周りの世話をしながらさまざまな事を学び、最終的には一人立ちを目指す。
なおお笑い芸人の世界では、師弟関係がない歳の離れた先輩芸人に対して、「師匠」と呼ぶ場合がある。歳の近い先輩芸人には「兄さん」と呼ぶ事が多い。 また、江戸落語界では慣習として、真打の落語家のことも(師弟関係がなくとも)「師匠」と呼ぶ。