市島酒造
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市島酒造(いちしましゅぞう)株式会社は、新潟県新発田市に本社をおき、日本酒の製造を行う企業である。
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[編集] 主力商品
- 王紋
- 市島
- 夢(純米酒)
[編集] 会社概要
- 1953年(昭和28年)法人化
- 資本金 2,500万円
- 代表者 市島健二
- 従業員数 65人
(2003年現在)
[編集] 沿革
[編集] 歴史
[編集] 市島家の由来
市島酒造の本家にあたる豪農・市島家は慶長年間の1598年に、越後新発田藩主に任ぜられた溝口秀勝と溝口家に随伴して加賀大聖寺から現在の新発田市近辺に移住した。薬種問屋を営む傍ら、回船や酒造、金融で富を蓄え、福島潟の干拓による新田開発で北陸でも屈指の大地主となった。1873年(明治6年)には第四国立銀行(現在の第四銀行)の設立にも関わった。現在、新発田市天王(旧豊浦町)にある市島本家の邸宅「市島邸」が観光客に開放されている。
[編集] 王紋の由来
市島酒造の主力商品は、かつては所在地に因んだ『諏訪盛』という銘柄であった。しかし昭和初期に、ドイツ留学から帰った四代目・市島長松の発案により、現在の『王紋』に変更された。長松が欧州の王家の紋章(エンブレム)に感銘を受けたためで、ラベルのデザインも洋盾型の枠の中に、西洋文字風のレタリングで商品名が入る(一部商品を除く)。なお、カップ酒などにはアルファベット表記も入るが、綴りは「AU MONT」とフランス語を思わせるもので、洋風へのこだわりが感じられる。