川崎市アートセンター
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川崎市アートセンター(かわさきし - )は、神奈川県川崎市麻生区に所在する芸術文化施設である。2007年10月31日開館。建設費は、約10億円。
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[編集] 概要
川崎市は、小田急小田原線新百合ヶ丘駅付近を「しんゆり・芸術のまち」と位置づけており、この施設は、これまで行ってきた芸術のまちづくりを継承し、さらに発展されることを基本理念とし設置される。
館内には、195席(最大214席)の劇場「アルテりオ小劇場」と113席の映像ホール「アルテリオ映像館」のほか、工房や映像編集室などを備える。「アルテリオ」とは、イタリア語で「芸術」という意味の「アルテ(arte)」とスペイン語で「百合」という意味の「リリオ(lirio)」をあわせた造語である。エントランスには、今村昌平氏が「カンヌ国際映画祭」で受賞した2つのパルム・ドールを常設展示している。
[編集] アクセス
- 小田急線新百合ヶ丘駅北口下車徒歩3分
[編集] バリアフリー問題
デザインを優先するあまり、点字ブロックに沿って歩くと、植栽にぶつかったり、手すりがなく階段から植え込みに落ちる危険などがあった。 また、エレベーターやトイレの案内が分かりにくいことから、前出の問題点と合わせて数百万円の改修工事が必要となった。