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山那神社 |
所在地 |
愛知県丹羽郡扶桑町南山名森58 |
主祭神 |
八野若比売命 日本武尊 |
社格等 |
元郷社 |
創建 |
不明 |
表・話・編・歴 |
山那神社(やなじんじゃ)は、愛知県丹羽郡扶桑町にある神社。
式内社の尾張国丹羽郡山那神社である。
扶桑町には、南山名と山那の2箇所に山那神社がある。江戸時代はどちらも天神社を名乗っていたが、それぞれ式内社山那神社であることを主張していた。尾張藩の裁定により南山名の天神社が式内社山那神社とされた。この地域は木曽川の洪水多発地帯であり、かつての山那神社も被害を受けていたことや、戦国時代に戦乱で荒廃したことなどにより、所在がはっきりしていなかったためという。別説では、山名村が北山名村と南山名村に分離したさい、山那神社を2つに分詞したともいう。
[編集] 概略
- 創建時期は不明。
- 江戸時代は天神社と称していた。文化年間に尾張藩の裁定により南山名の天神社が式内社山那神社とされた。
- 1873年(明治6年)に郷社となり、1902年(明治35年)3月に山那神社に改称する。
[編集] 祭神
- 八野若比売命は素盞鳴命の娘で大国主命の妃。
[編集] 合祀
- 神功皇后 応神天皇 玉依姫命
- 八幡社(本郷八幡社) 1910年(明治43年)合祀
- 仲哀天皇
- 素盞鳴命
[編集] 所在地
- 扶桑町立山名小学校の南、約500m
[編集] 交通機関
[編集] 山那神社(山那)
[編集] 概略
- 創建時期は不明。
- 1629年(寛永6年)、木曽川の洪水により被害を受け、現在地に移転する。江戸時代は天神社と称した。
- 1872年(明治5年)に村社となり、1902年(明治35年)5月に山那神社に改称する。
[編集] 祭神
[編集] 所在地
- 扶桑町立山名小学校の北東、約900m 木曽川御囲堤の南。
[編集] 交通機関
- 名古屋鉄道犬山線木津用水駅より徒歩30分。
- 名古屋鉄道犬山線扶桑駅より徒歩45分。