山口瑞鳳
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山口 瑞鳳(やまぐち ずいほう、1926年2月21日 - )は、日本の仏教学者、チベット学者。東京大学名誉教授。文学博士(東京大学、1979年)。石川県鳳至郡門前町(現・輪島市)生まれ。旧名・川尻博。
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[編集] 略歴
- 1953年、東京大学文学部梵文学科卒業
- パリ大学高等学術研修院修了
- フランス国立中央科学研究所研究員
- ロックフェラー財団海外研究員
- 東洋文庫専任研究員
- 東京大学文学部教授
- 1986年 東京大学定年退官 名古屋大学教授
[編集] 受賞歴
[編集] 著書
[編集] 単著
- ナラ王ものがたり 青葉書房,1957 (学級図書館)
- スタイン蒐集チベット語文献解題目録 2冊 東洋文庫,1977-78
- 吐蕃王国成立史研究 岩波書店, 1983
- チベット 東京大学出版会, 1987-88
- チベット語文語文法 春秋社, 1998
- 「概説」チベット語文語文典 春秋社, 2002
- 要訣チベット語文語文典 成田山新勝寺成田山仏教研究所, 2003
[編集] 翻訳
- チベットの文化 R.A.スタン 定方晟共訳 岩波書店, 1971