尾池和夫
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尾池和夫(おいけ かずお、1940年5月31日 - )は、日本の地震学者。京都大学総長。理学博士(京都大学、1972年)。東京府出身。
俳人として著書を出版している。
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[編集] 略歴
[編集] 学歴
[編集] 職歴
- 1963年4月 京都大学防災研究所助手(地殻変動研究部門)
- 1973年5月 京都大学防災研究所助教授(微小地震研究部門)
- 1988年12月 京都大学理学部地球物理学科教授(1992年より地震学講座担当)
- 1995年4月 京都大学大学院理学研究科教授(地球惑星科学専攻固体地球物理学講座)
- 1997年4月 京都大学大学院理学研究科長・理学部長(1999年3月まで)
- 2001年4月 京都大学副学長(教育・学生担当 2003年3月まで)
- 2003年12月 京都大学総長
[編集] 学外における役職
[編集] 同級生
同級生に利根川進など。
[編集] 主な著書
- 『インドネシアの旅 - ジャワとバリの火山を訪ねて』 産業図書、1987年。
- 『地震発生のしくみと予知』 古今書院、1989年。
- 『日本地震列島』 朝日新聞社〈朝日文庫〉、1992年。
- 『活動期に入った地震列島』 岩波書店〈岩波科学ライブラリー〉、1995年。
- 『中国の地震・日本の地震』 東方書店、1998年。
- 『図解雑学 地震』 ナツメ社、2001年。
- 『俳景 - 洛中洛外・地球科学と俳句の風景』 宝塚出版、1999年。
- 『急性心筋梗塞からの生還』 宝塚出版、2000年。
- 『続 俳景 - 洛中洛外・地球科学と俳句の風景』 宝塚出版、2002年。
[編集] 総長カレー
尾池自身のプロデュースにより京大生協のカレーのメニューを考案、「総長カレー」と名付けられた。 カレールーは、小麦粉を使用せず香味野菜と8種類の香辛料により作られたのが特徴。 2005年11月に学内のレストラン「カンフォーラ」で限定販売したところ人気となり、定番メニューとなった。 2007年9月よりKBS京都との共同開発によるレトルトカレーが販売されている。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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