小酒井不木
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小酒井 不木(こさかい ふぼく、本名:小酒井 光次(こさかい みつじ)、1890年10月8日 - 1929年4月1日)は、日本の推理作家。
目次 |
[編集] 人物・来歴
愛知県海部郡新蟹江村(現・蟹江町)出身。出生地は愛知県名古屋市。1914年、東京帝国大学医学部卒業。推理作家の他に、SFの先駆者とも言われる。東北帝国大学教授であり、医学博士でもある。当時、生理学の世界的な権威だったという。
また、スウェーデンの大衆小説作家であるサミュエル・オーギュスト・ドゥーゼの作品を翻訳したり、鳥井零水の号で推理小説を翻訳したりしていた。1929年、38歳の若さで急性肺炎で逝去。死後、改造社から17巻にもおよぶ大著作集が出版された。
[編集] 作品リスト
[編集] 創作
- 恋愛曲線
- 闘争
- 小酒井不木探偵小説選Ⅰ(『論創ミステリ叢書』、論創社、2004年7月、ISBN 4-8460-0422-8)
[編集] 翻訳
- スミルノ博士の日記(原作: サミュエル・オーギュスト・ドゥーゼ)
- 夜の冒険(原作: サミュエル・オーギュスト・ドゥーゼ)