家具の音楽
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家具の音楽(かぐのおんがく、Musique d'ameublement)は、エリック・サティが1920年に作曲した。家具のように、そこにあっても日常生活を妨げない音楽、という音楽を目指して書いた管弦楽曲である。サティはあるサロンでの演奏時に「これから演奏する音楽をどうぞ聴いてくれませんように・・・くれぐれも」となんとも彼らしい珍妙な前置きをした、というエピソードが残っている。またそのコンセプトからアンビエント音楽の祖とされる曲でもある。簡素にもほどがあり著名な指揮者には振るに堪えないのか、サティ後期の代表作のように見なされながら演奏される機会はバレエ音楽、パラード、本日休演などと比較しても稀である。簡素という言葉はかのジムノペディなどと同一だが、ここまで待遇が悪いのは管弦楽曲だからという一点に尽きるだろう。
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