宇都宮清原工業団地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宇都宮清原工業団地(うつのみやきよはらこうぎょうだんち)は栃木県の県都・宇都宮市東部にある工業団地で、内陸型工業団地では国内最大規模、宇都宮テクノポリス地域の中心的役割を担っている。
同団地は、宇都宮市街地開発組合が「首都圏の近郊整備地帯及び都市開発区域の整備に関する法律」に基づき造成した。1984年、当時の船田譲知事の提言で同団地内の清原中央公園にて地方博覧会「'84とちぎ博」が開催された。
目次 |
[編集] 概要
- 総面積 387.6ha
- 内訳
- 工場敷地 264.8ha(68.2%)
- 道路 49.8ha(12.8%)
- 公園 31.1ha(8.0%)
- 中央公園/宇都宮清原球場(硬式)、宇都宮市清原体育館(第1、第2)、テニスコート(8面)
- 南公園/野球場、子供広場
- 北公園/自然林、栃木県グリーンスタジアム(県内初の本格的球技専用スタジアム)
- 緑地 30.2ha(7.8%)/1号(西南部)、2号(西中央)、3号(西北部)
- 処理場 3.0ha(0.8%)
- その他 9.1ha(2.4%)
- 昔の土地利用
- 進出企業の業種
- 食品・たばこ、化学、鉄鋼、非鉄金属、電気機器、精密機器、金属、輸送用機器、プラスチック、運送業
- 総従業員数: 約1.4万人(含む関連企業従業員及びパート従業員)
[編集] 沿革
- 1970年5月 都市開発区域の指定
- 1971年4月 用地取得開始
- 1972年3月 都市計画事業の決定
- 1973年9月 起工式
- 1974年4月 分譲開始(第一次公募)
- 1976年3月 造成工事完了
- 1984年5月 宇都宮テクノポリス地域指定
- 1984年7月12日 清原中央公園を会場に「'84とちぎ博」開催(9月16日まで)
- 1987年4月 清原工業団地総合管理協会発足
- 1988年4月 公園・緑地等公共施設を宇都宮市へ移管
[編集] 主な進出企業リスト
- キヤノン
- カルビー
- 日本たばこ産業
- 住友ベークライト
- 久光製薬
- 帝人デュポンフィルム
- デュポン
- 中外製薬
- 松下電器産業
- パナソニック半導体ディスクリートデバイス/松下電器産業100%出資子会社
- ミツトヨ
- 日本山村硝子
- 第一屋製パン
- ロックペイント
- エア・ウォーター
- 長府製作所
- 日本ペイント
- マルハ
- 東京製鐵/日本の電炉メーカー最大手
- マニー
- エムイーエムシー
- カルソニックハリソン
- 日圧電子部品(日本圧着端子製造)
- 宮島醤油
- 栃木住友電工(住電ダイヤモンドテクノロジー)