姫路市立動物園
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姫路市立動物園(ひめじしりつどうぶつえん)は、兵庫県姫路市の姫路城(世界文化遺産)三の丸広場に隣接する動物園。
1951年(昭和26年)12月1日、サンフランシスコ講和条約調印を記念して開園した。1955年(昭和30年)には、博物館相当施設に指定されている。
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[編集] 動物園の人気者
名前は姫子。現在は二代目。
- アミメキリン
メスの姫リン(ひめりん)。オスのコウスケ。
国内での飼育例は少なく西日本では唯一。
飼育動物の愛称は姫路にちなんで「姫」のつくものが多いのが特徴。
[編集] 施設
- 剥製展示室
園内で亡くなった飼育動物などを展示。骨格標本もある。
- ふれあい広場
モルモット、ヤギ、羊、アヒル、ブタなどを直に触ることが出来る。
- ミニ牧場など
- 遊具施設
飛行機塔や観覧車、マジックハウス、モノレールなどがある。 昭和27年から設置されたものもあるため老朽化の進んでいるものが多いが現在も稼働中。 ゲームコーナーは、平日可動していないものもある。
[編集] 歴史
- 1951年 開園。タイからアジアゾウ「姫子」来園。
- 1958年 ラマ、ホッキョクグマ来園。チンパンジーの食事作法の曲芸を披露する(現在は廃止)。
- 1973年 レッサーパンダ来園。
- 1982年 剥製展示室完成。
- 1985年 姉妹都市オーストラリア・アデレート市からミナミケバナウォンバット、オオカンガルー、アカカンガルー来園。
- 1994年 ゾウの姫子が死に、二代目が来園。
- 2000年 アフリカからツチブタ来園。
- 2006年 ミミキジの人工授精に日本で初めて成功する。