太州会

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太州会（たいしゅうかい）は、福岡県田川市に本拠を置く日本の指定暴力団。 構成員は約140人で、田川市を含む筑豊地区を勢力圏とする。

筑豊炭田があり炭坑夫の炭住が多く存在していた筑豊地区^[1]において1954年頃に太田州春が結成した太田グループを起源としている。 1973年、「太州会」に改称。激しい抗争の末、筑豊地区を統一した。 初代会長の太田州春は九州のライオンと呼ばれていた。 道仁会、工藤会と共に「三社会」を作り、反山口組で結束している。2005年には熊本会とも連携し、「四社会」に発展させた。

1993年3月、福岡県公安委員会から指定暴力団に指定された。

代紋は初代太田州春と、田川市の二場武市議、元田川商工会議所副会頭の谷口松太郎の３人の名を図案化したもの。太州会の記念誌には「二場の二で結んだ谷口松太郎の松葉の内に、太州男の生命がある」と説明されている。３人は旧制中学の同窓で義兄弟の誓いを交わしており、それぞれが政治、財界、任侠の道へ進んだのが理由。

[編集] 歴代会長

• 初代：太田州春
• 2代目：田中義人
• 3代目：大馬雷太郎
• 4代目：日高 博

[編集] 太州会／役員

• 会長 - 日高 博
• 若頭 - 手島健治（二代目工藤組組長）
• 慶弔委員長 - 原田春一（原田組組長）
• 懲罰委員長 - 不明（堀組組長）
• 舎弟 - 不明（世羅組組長）
• 本部長 - 徳 光規（堀内組組長）
• 直若 - 平元秋好（平元組組長）
• 不明 - 井上直樹（井上組組長）
• 不明 - 日高斎寿（三代目飛竜会会長）
• 不明 - 原 正敏（原組組長）
• 会長秘書 - 原野（二代目山虎会）
• 不明 - 不明（二代目大岩組組長）
• 不明 - 不明（三代目政時組組長）
• 不明 - 不明（二代目徳本組組長）
• 不明 - 不明（八尋組組長）
• 不明 - 不明（佐藤組組長）
• 不明 - 不明（野村組組長）
• 不明 - 不明（吉川組組長）
• 不明 - 不明（瀬戸組組長）
• 不明 - 不明（市丸組組長）
• 理事 - 安中英二（三代目飛竜会若頭）
• 理事 - 不明（堀組若頭）

[編集] 脚註

1. ^ 筑豊炭田から石炭を積み卸しする門司港までの遠賀川沿いの住民は「川筋」と呼ばれ、非常に気性の激しい土地柄だった。 そうした気性の激しい炭坑夫の労務管理のために、この地区は暴力団が跋扈する土地柄となった。 この地区出身のヤクザは、「川筋ヤクザ」と呼ばれている。