外島機兵衛
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| 時代 | 江戸時代後期（幕末） | |||
| 生誕 | 文政9年（1826年） | |||
| 死没 | 慶応4年3月30日（1868年4月22日） | |||
| 別名 | 義直（本名） | |||
| 主君 | 松平容保 | |||
| 氏族 | 堀氏→外島氏 | |||
| 父母 | 父：堀藤左衛門 | |||
外島 機兵衛（としま きへえ）は、江戸時代末期（幕末）の会津藩の勘定奉行である。
文政9年（1826年）、会津藩士・堀藤左衛門の次男として生まれる。後に外島家の養子になった。
会津藩の勘定奉行助や学校奉行助など要職を歴任し、藩主の松平容保にその才腕を認められて江戸留守居役に任じられた。文久2年（1862年）、容保に従って上洛すると、容保の片腕として公卿や諸大名の藩士との交渉を担当した。これらの功績から、文久3年（1863年）には容保より公用人に任じられる。慶応3年（1867年）には勘定奉行も兼任する形で任じられた。
慶応4年（1868年）1月、鳥羽・伏見の戦いが始まると江戸で兵糧などの調達に当たった。しかしこの戦いで会津藩を主力とする旧幕府軍は敗北したため、外島は藩兵の撤収並びに藩主・容保に対して新政府への恭順、新政府との交渉などを努めた。しかし3月に江戸で急死した。享年43。
死因は病といわれているが、突然の急死である上、会津藩では抗戦派が主流を占めていたため、毒殺されたのではないかとの疑いもある。外島の死後、会津藩は抗戦派が戦争を継続し、会津戦争まで戦ってゆくことになる。
